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カラスバト

Columba janthina janthina【 ハト科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
カラスバト画像
種の特徴 全長40㎝。雌雄同色。全身黒色の大型のハト類で、首の辺りに金属緑色の光沢がある。繁殖期に「ウー、ウウー」という声で鳴き、「グルルル」という声や「カチカチカチ」という音も出す。
分 布 県内:松山市・伊方町・宇和島市・愛南町の島しょや海岸沿い。 県外:本州西南部・四国・九州の島しょ部、伊豆諸島、南西諸島に周年生息。国外では韓国南部に生息。
生息状況
選定理由
おもに島しょ部の常緑広葉樹林に通年生息し、繁殖する。9月以降に鳴き声が盛んに聞かれることから、冬期に繁殖していると考えられる。松山市の小安居島では2014年3月に1卵の入った巣が見つかり、地上営巣であった。無人島に限らず、常緑広葉樹林の残る有人島にも生息する。生息地の森林伐採が行われない限り、生息環境は安定しているが生息域は限定的。島しょ部での放棄果樹園の増加に伴い、カラス類の個体数が増加し、卵や雛が捕食される危険性が高まる可能性がある。
特記事項 国の天然記念物。
地方名 ---
撮影者:十亀茂樹執筆者: ---
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