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シロチドリ

Charadrius alexandrinus dealbatus 【 チドリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
シロチドリ 画像
種の特徴 全長15〜17.5㎝。翼部は淡褐色で額、眉斑と胸から後頸、体の下面が白い。嘴と足は黒。雄夏羽は前頭、過眼線、胸側が黒く、頭頂から後頭部は橙褐色。雌夏羽、雌雄冬羽と幼鳥は上面が全体的に淡褐色。足早に直線的に走り、ピタッと静止する。
分 布 県内:各地の河口や干潟、砂浜。 県外:日本各地で繁殖し、北方の個体群は南方で越冬する。国外ではユーラシア大陸の中緯度帯や北アメリカ大陸で繁殖、アフリカ北部や東南アジアなどで越冬。
生息状況
選定理由
県内には旅鳥として通過する個体群、越冬個体群、繁殖個体群が生息すると考えられる。四国中央市(旧伊予三島市)、加茂川河口、高須海岸、重信川河口などで繁殖が確認されている。河口の中州や砂浜などの砂礫地に産卵し、子育てを行う。繁殖個体数について十分な調査が行われていないが、30羽未満と推定される。砂礫地にヨシが茂るなど環境の変化と、カラス類による卵や雛の捕食、犬の散歩などにより繁殖に適した環境は極めて少ない状況にある。
特記事項 繁殖個体群の生息状況によりカテゴリーを評価した。
地方名 ---
撮影者:末岡高則 執筆者: ---
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