1. HOME
  2. 鳥類
  3. エゾムシクイ

エゾムシクイ

Phylloscopus borealoides【 ムシクイ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
---
エゾムシクイ画像
種の特徴 全長11〜12㎝。上面は緑色味を含む濃茶褐色で、頭頂部は灰色味を帯びる。淡い眉斑と1本の翼帯がある。喉から下面は白色。足は肉色。嘴は濃い褐色で、下嘴基部は肉色。春から繁殖期にかけて「ヒーツーキー」とさえずる。地鳴きは「ピッ、ピッ」と短い声が続く。
分 布 県内:石鎚山山頂付近など標高の高い森林で繁殖。
県外:北海道から四国で繁殖。国外ではサハリンや南千島で繁殖し、中国大陸南東部や東南アジアで越冬。
生息状況
選定理由
4月下旬頃から夏鳥として渡来し、10月下旬までに渡去。1995年頃まで個体数は少ないものの、石鎚山山頂付近で繁殖期にさえずる個体が確認されていた。以後、観察記録がなく減少した可能性が高い。繁殖地の環境は変化しておらず、減少の原因は不明。渡りの時期には、平野部の緑地や低山・島しょ部・岬など各地で観察例がある。
特記事項 繁殖個体群の生息状況によりカテゴリーを評価した。
地方名 ---
撮影者:秋山勁三執筆者: ---
分類別一覧ページへ