1. HOME
  2. 鳥類
  3. オオジシギ

オオジシギ

Gallinago hardwickii【 シギ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
オオジシギ画像
種の特徴 全長28〜33㎝。雌雄同色。嘴はまっすぐで長く、体は茶色、白色、黒色の斑模様。繁殖期には「ズビーズビー」と鳴きながら飛び回り、ディスプレイフライトを行う。
分 布 県内:繁殖期に塩塚高原、姫鶴平、大野ヶ原などの標高の高い草地に渡来。渡りの時期には河川敷や水田などに立ち寄る。 県外:北海道から九州で繁殖。国外ではロシア沿海地方南東部やサハリン南部で繁殖し、ニューギニアやオーストラリアなどで越冬。
生息状況
選定理由
大野ヶ原では繁殖が確認されており、姫鶴平、塩塚峰でも繁殖の可能性がある。近年、大野ヶ原や姫鶴平では渡来数が激減してお4月頃に夏鳥として渡来する。1980年代には塩塚高原、姫鶴平、大野ヶ原での繁殖期の観察記録があるが、近年はいずれの場所でも確認されなくなっている。本州や北海道でも繁殖地や個体数の減少が指摘されている。塩塚高原、姫鶴平、大野ヶ原とも生息環境が大きく変化したとは考えられず、繁殖個体が減少した原因は不明。 り、生息を確認できない年がある。求愛行動などで草原を飛び交うことから、繁殖地における構造物の建設には慎重な配慮を要する。
特記事項 繁殖個体群の生息状況によりカテゴリーを評価した。
地方名 ---
撮影者:秋山勁三執筆者: ---
分類別一覧ページへ