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オヒキコウモリ

Tadarida insignis 【 オヒキコウモリ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
オヒキコウモリ 画像
種の特徴 前腕長57〜66㎜、頭胴長81〜94㎜、尾長46〜58㎜、体重30〜45 g。体毛は黒褐色で密生し、先端の白っぽい差し毛が背面に点在することもある。尾膜より尾が1/3以上突き出ている。岩の割れ目に潜りこみやすいように頭はへん平。耳介は大きく丸みを帯びて前方に張り出し、基部で結合している。無人島や海岸における断崖急斜面の乾燥した岩盤の割れ目内や鉄筋コンクリート校舎の継ぎ目の隙間に数頭〜数百頭の集団を形成する例が知られている。
分 布 県内:新居浜市、松山市、八幡浜市、西予市 (旧野村町)。 県外:北海道、本州、九州。
生息状況
選定理由
県内では、1973年に西予市 (旧野村町) で初めて発見されて以後生息の情報が得られていなかった。2000年に八幡浜市で死亡個体が再確認された。それ以降、松山市で2件の保護記録がある。また、新居浜市、八幡浜市、伊方町 (旧三崎町) をはじめ県内各地で飛翔する個体や本種のものと思われる声が確認されているが、繁殖地は見つかっていない。不明な点が多く情報不足と評価された。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:山本貴仁 執筆者: 宮本大右
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