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チチブコウモリ

Barbastella leucomelas【 ヒナコウモリ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅のおそれのある地域個体群(LP)
チチブコウモリ画像
種の特徴 前腕長38〜43㎜、頭胴長47〜62㎜、尾長40〜52㎜、体重8〜15 g。毛色は黒褐色。吻部は幅広い。耳介も幅広く、基部で左右が結合する。樹洞を利用していると推定されているが、確実な記録はない。単独個体が洞窟で見つかった例もある。
分 布 県内:面河渓。 県外:北海道、岩手県、福島県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、長野県、愛知県、岐阜県、高知県。
生息状況
選定理由
県内での確認記録はすべて面河渓である。1969年にオス1頭、1971年にオス1頭の2個体の捕獲記録がある。また、2012年10月に本種と思われる個体が目撃され、写真撮影された。県内での生息確認地が限られ、生息確認数・生息適地も少ない為、絶滅が危惧される。
特記事項 日本産個体群と大陸産個体群は遺伝的に離れており別種の可能性が指摘されている。
地方名 ---
撮影者:認定特定非営利活動法人 四国自然史科学研究センター写真提供 執筆者: 宮本大右
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