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シントウトガリネズミ

Sorex shinto Thomas 【 トガリネズミ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
シントウトガリネズミ画像
種の特徴 頭胴長52〜78㎜、尾長40〜55㎜、後足長11.4〜13.5㎜、体重3.9〜13.5 g。夏毛は背面が暗い赤褐色で、腹面は灰色または薄い茶色。冬毛は全体的に暗色が強くなる。高山の森林や低木林などの落葉層や腐植層にすみ、昆虫類・クモ類・ジムカデ類などを食べる。
分 布 県内:四国中央市 (旧伊予三島市)、新居浜市、西条市、久万高原町(旧面河村)各地の山地。 県外:本州の山地、佐渡島、四国の山地
生息状況
選定理由
佐々連尾山、新居浜市下兜山、石鎚山系での記録がある。標高800 m以上の山岳地の森林やその周辺の低木林に生息する。県内での生息確認地が限られ、生息適地も少ない為、絶滅が危惧される。
特記事項 日本固有種。トガリネズミとされていたもの。四国産のものは、新居浜市下兜山 (標高900 m)で採集されたオスの成体にもとづいてシコクトガリネズミ(S. caecutiens shikokensis)として記載された。その後、遺伝的には、本州産と四国産は一つのクラスターを形成することが確認され、学名が変更された。四国産のものは、亜種シコクトガリネズミ(S. s. shikokensis)である。
地方名 ---
撮影者:---執筆者: 宮本大右
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