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絹本墨画騎獅文殊図

ページID:0137498 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
絵画
南北朝時代
アートや工芸の美に触れる
絹本墨画騎獅文殊図の画像
絹本墨画騎獅文殊図の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
絵画
時代
南北朝時代
よみ
けんぽんぼくがきしもんじゅず いっぷく
名称
絹本墨画騎獅文殊図 1幅
所在地
大洲市大洲
所有者
大洲市
管理団体
指定年月日
昭和40年4月2日

解説

 この図は絹本墨画、縦62センチメートル、横35センチメートルである。画家は不明であるが、北条市の最明寺(さいみょうじ)を開山した月庵(げったん)宗光(そうこう)の「如意提得 獅子返擲 福智無窮 威徳有力 月庵宗光拝賛」という賛がある。うずくまった獅子の上に、両手で膝をかかえて坐す文殊の姿を描いたものである。
 宗光(1326~1389)は京都大江氏の出身で、若くして臨済宗に入り京都・鎌倉で禅の研究を続け夢窓疎石(むそうそせき)などに学んだ。また、正平16(1361)年には北条の大蟲(だいちゅう)禅師にも師事し、のち朝廷から大祖禅師の称号を授けられた有名な高僧であった。
 この絵画は、高僧月庵宗光の賛があることからみて、南北朝の名のある画僧が描いたものと推定され、初期の水墨画として貴重な作例といえる。