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妙泉寺地蔵堂

ページID:0137471 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
建造物
室町時代
荘厳で神秘的
妙泉寺地蔵堂の画像
妙泉寺地蔵堂の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
建造物
時代
室町時代
よみ
みょうせんじじぞうどう いっとう
みょうせんじじぞうどう つけたり しゅみだんいっき ずしいっき しゅみだんきゅううわがまちいっぽん
名称
妙泉寺地蔵堂 1棟
妙泉寺地蔵堂 附 須弥壇1基 厨子1基 須弥壇旧上框1本
所在地
八幡浜市谷
所有者
妙泉寺
管理団体
指定年月日
令和7年2月18日

解説

 妙泉寺地蔵堂は方三間(ほうさんげん)、宝形造(ほうぎょうづくり)、桟瓦葺(さんがわらぶき)の小堂である。
 地蔵堂と内部の須弥壇については、細部様式及び部材の劣化状況から、15世紀後期に建立されたものと想定される。また、墨書銘(ぼくしょめい)が後入れされた須弥壇(しゅみだん)の旧上框(きゅううわがまち)が残されており、それによると須弥壇上に安置される厨子(ずし)については、永正(えいしょう)4年(1507)ごろの造立とされる。
 地蔵堂は、組物(くみもの)を詰組(つめぐみ)とし、柱に粽(ちまき)を付ける点から唐様(からよう)の影響を強く受けていることが分かる。須弥壇及び厨子についても同じく唐様のもので、特に厨子については著しい独自性が認められ旧上框の墨書銘から、正式な工匠の作ではなく、当時の住職である狐(こ)圓(えん)祖(そ)充(じゅう)の作と考えられる。
 地蔵堂は後世の修理による改造が見られるものの、組物は当初材であり当時最先端の唐様を積極的に取り入れた正統な唐様仏堂である。南予における中世の建築文化を示すものとして、愛媛県の建築史上重要な文化財である。