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オキチモズク発生地

ページID:0137840 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
天然記念物(植物)
オキチモズク発生地の画像
オキチモズク発生地の画像
詳細情報
区分・種別
国指定
記念物
天然記念物(植物)
時代
よみ
おきちもずくはっせいち
名称
オキチモズク発生地
所在地
東温市吉久
所有者
重信町見奈良土地改良区
管理団体
東温市
指定年月日
昭和19年6月26日

解説

 オキチモズクは、吉久のお吉泉から流れる小川において、昭和13(1938)年に八木繁一氏によって発見されたものである。
 淡水産ベニモズク科に属する紅藻(こうそう)の一珍種である。紫紅色(しこうしょく)で柔軟な円柱状の体は数多く分岐し、70~80㎝に達する。毎年晩秋ころ発芽し、翌年3月ころ胞子を生じて流出する。この藻は後日、九州の国指定天然記念物チスジノリの中から新たにより分けられた。外国では、フィリピンにこの種に近縁の種がわずかに産することが知られている。
 この地は、オキチモズクが最初に発見されたところであり、浅い水流中の小石に約400mにわたって着生していたというが、昭和20(1945)年ころの氾濫とそれに続く水路改修等により絶滅に近い状態になって久しい。再発生を期待して地道な努力が続けられているところである。