ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 えひめの文化財(たから)トップページ > 上黒岩岩陰遺跡

本文

上黒岩岩陰遺跡

ページID:0137726 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
史跡
縄文時代
より深く学べる(ガイダンス・展示施設等隣接)
上黒岩岩陰遺跡の画像1
上黒岩岩陰遺跡の画像2
上黒岩岩陰遺跡の画像3
上黒岩岩陰遺跡の画像1
上黒岩岩陰遺跡の画像2
上黒岩岩陰遺跡の画像3
詳細情報
区分・種別
国指定
記念物
史跡
時代
縄文時代
よみ
かみくろいわいわかげいせき
名称
上黒岩岩陰遺跡
所在地
久万高原町上黒岩
所有者
久万高原町
管理団体
指定年月日
昭和46年5月27日

解説

 遺跡付近は、標高400mほどで、遺跡は東北面に高さ約20mの石灰岩の切り立つ断崖を背負う、西南に開いた岩陰遺跡(いわかげいせき)で、昭和36(1961)年に中学1年生によって発見された。本遺跡は14層までの堆積層序を確認し、第4層から第9層までに縄文時代草創期及び早期の遺物が層位的に発見された。
 出土品の中で最も貴重と思われるものは、約12000年前と推定された第9層等から出土した13個の長径約5cmの偏平な緑泥片岩川原石で制作した線刻(せんこく)女性像(石(せき)偶(ぐう))である。これは日本最古の人物像である。また同じく日本最古の土器の一つと考えられる細隆起線文土器、有舌尖頭器(ゆうぜつせんとうき)、礫器(れきき)などのほか、大型ニホンザルの下あごの骨も発見されている。縄文早期にまで遡る20体以上の人骨や、2頭の日本犬の埋葬骨も発見された。その他、無文土器(むもんどき)、石鏃(せきぞく)、骨角器(こっかくき)、貝類も多数発見され、最古の縄文文化のようすを知る貴重な遺跡である。