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木造貼付彩色前机

ページID:0137620 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
東予
工芸品
室町時代
アートや工芸の美に触れる
木造貼付彩色前机の画像
木造貼付彩色前机の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
工芸品
時代
室町時代
よみ
もくぞうちょうふさいしきまえつくえ いっき
名称
木造貼付彩色前机 1基
所在地
今治市玉川町桂
所有者
宝蔵寺
管理団体
指定年月日
昭和40年4月2日

解説

 大きさは総高71センチメートル、甲板横111センチメートル、幅47.6センチメートルである。甲板はややゆるやかなカーブをもつ筆返しを左右につけ、その表面に牡丹の花や葉を切り彫った板を鉄釘でとめ、花は朱漆、葉は黒漆で塗装している。黒漆地で文様と文様の間を金箔(きんぱく)押しとし、縁、筆返しは紫檀(したん)塗りを施している。脚は脛(はぎ)高い馬脚形で、底に菊座をはいている。金箔がところどころに残り、角には細く朱漆が施されている。台は2段重ねで、上段の表面は縁、筆返しと同様の紫檀塗りであり、下段は黒漆塗りで側面は中央で分かれた雲形がかたどられている。胴間に楔(くさび)状の棒を中央で合わせた横桟を前脚間に貫入している。技法は室町時代の禅宗風の前机や須弥壇(しゅみだん)などに多くある鎌倉彫、透彫に属するものである。