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孔雀文磬

ページID:0137618 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
工芸品
鎌倉時代
アートや工芸の美に触れる
孔雀文磬の画像
孔雀文磬の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
工芸品
時代
鎌倉時代
よみ
くじゃくもんけい いちめん
名称
孔雀文磬 1面
所在地
西予市宇和町卯之町
所有者
宝寿寺
管理団体
指定年月日
昭和40年4月2日

解説

 磬(けい)は中国伝来の吊り下げて、たたいて音を出す打楽器であるが、我が国では奈良時代以降、仏具として勤行(ごんぎょう)の際礼盤(らいばん)右側の架にかけ導師が打ち鳴らすものである。この磬は、肩幅17.2cm、裾(すそ)張り18.8cm、中央高7.8cm、縁厚0.8cm、鋳銅製で通常形式の磬である。
 縁は菱形で内側に小縁をめぐらしている。上縁の菱形は低く平らで6弧に、下線の弧は浅く3弧に形取られている。肩幅より裾幅が広めで、やや裾が外に張り、胎は薄い。表裏とも撞座(しゅざ)は胡桃(くるみ)形八葉蓮華が大きく広がり、これに相対して翼を張った孔雀を大きく鋳出しているが、片面は片脚を上げて尾羽を垂らした姿を、片面は尾羽を立てた姿を表している。上縁の花先の左右の弧に紐を通す蓮実形の耳をつけている。鎌倉時代初期の製作とみられている。