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木造聖観音菩薩立像(福見寺)

ページID:0137547 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
彫刻
平安時代
アートや工芸の美に触れる
木造聖観音菩薩立像(福見寺)の画像
木造聖観音菩薩立像(福見寺)の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
彫刻
時代
平安時代
よみ
もくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう いっく
名称
木造聖観音菩薩立像 1躯
所在地
東温市山之内
所有者
福見寺
管理団体
指定年月日
昭和51年4月16日

解説

 菩薩像は、像高161cmのヒノキ材、一木造で、全身に漆箔のあとと下半身には彩色のあとがみられる。両手首より先は欠損しているが、これは別材で矧ぎつけていたものである。頭部の毛髪を粗目に彫り、宝髻はあまり高くなく、眉の末端が強く上り、半眼を開いた目や、しまった口元は密教の本尊によくみかける古様を示している。豊満な両肩より両脇下に流れる天衣は、下腹部と両膝前を二重にゆったりと曲線を描き、右肩より右脇下にかかる綬帯は、自然なふくらみをみせた腹部を斜めに覆い、両股に平行線状に流れる衣文は、官能的な美しさを表現している。側面よりみても、奥行のあるしっかりとした技法には迫力があり、都風の洗練された感じがあって、都風の洗練された感じがあって、地方色著しい当時の彫刻としては異色である。製作は平安時代後期とみられる。