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木造文殊菩薩坐像(宗昌寺)

ページID:0137538 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
彫刻
室町時代
アートや工芸の美に触れる
木造文殊菩薩坐像(宗昌寺)の画像
木造文殊菩薩坐像(宗昌寺)の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
彫刻
時代
室町時代
よみ
もくぞうもんじゅぼさつざぞう いっく
名称
木造文殊菩薩坐像 1躯
所在地
松山市八反地
所有者
宗昌寺
管理団体
指定年月日
昭和51年4月16日

解説

 宗昌寺は、元弘元(1331)年、大蟲全岑(だいちゅうぜんしん)を開山として創建されたといわれ、今は黄檗(おうばく)宗の寺である。
 本尊の文殊菩薩坐像は、像高81センチメートル、台座高57.5センチメートル、ヒノキ材の寄木造で、室町時代の作と思われるが、作風にはしっかりとした適確な手法が見られ、鎌倉時代の余風を残す14世紀独特のものである。
 顔面内刳(ぐ)り部に「願主保意佛師 住持全岑 法口 康安壬寅 院什」の墨書がある。造立の年と思われる康安2(1362)年は、よく作風の時代と一致している。また、本体裏には修理銘と思われる墨書もある。
 この像は、同じく宗昌寺にある大蟲禅師坐像、石造宝篋印塔とともに三者一体のものとして、当時の歴史を知る上で貴重なものである。