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木造兜跋毘沙門天立像(金竜寺)

ページID:0137532 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
彫刻
平安時代
アートや工芸の美に触れる
木造兜跋毘沙門天立像(金竜寺)の画像
木造兜跋毘沙門天立像(金竜寺)の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
彫刻
時代
平安時代
よみ
もくぞうとばつびしゃもんてんりゅうぞう いっく
名称
木造兜跋毘沙門天立像 1躯
所在地
大洲市手成
所有者
金竜寺
管理団体
指定年月日
昭和40年4月2日

解説

 金竜寺は、肱川をさかのぼることおよそ8キロメートル、米津の北方高地の手成にある。無住の寺は地元の人々にみまもられ、折々の集会の場などともなっている。
 この寺の兜跋毘沙門天立像は、右手を上方にあげ、左手は下げて腰脇に構え、形のごとく地天の両掌の上に立っており、地天を含め像高172.8センチメートルのハルニレと思われる材を用いた一木造で、右手首より先と左前膊部(ぜんはくぶ)より先及び持物(じもつ)が欠けている。
 像は、両腕、地天まですべて一材から木取りされ、大きくみひらいた両眼を刻み、太づくりのあらあらしい刀技のもので、地方作らしい粗豪さに独特の力強さを示している。像容は古風にみえるが、製作は10~11世紀ころのものと思われる。
 現在、像は金竜寺に近接する集会所内に県指定有形文化財「木造吉祥天像」と伴に安置されている。