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木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像(保安寺)

ページID:0137514 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
彫刻
平安時代
アートや工芸の美に触れる
木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像(保安寺)の画像
木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像(保安寺)の画像
詳細情報
区分・種別
国指定
重要文化財
彫刻
時代
平安時代
よみ
もくぞうあみだにょらいおよびりょうわきじざぞう
名称
木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像
所在地
八幡浜市五反田
所有者
保安寺
管理団体
指定年月日
昭和32年2月19日

解説

 もと忠光寺の本尊、今は「梅之堂三尊仏」といわれ、堂は保安寺が管理する。その胎内には天和3(1683)年に宇和島藩主伊達宗利が修理したという銘がある。
 中尊の阿弥陀如来坐像は、定印(じょういん)を結んで結跏跌坐(けっかふざ)し、像高139.1センチメートル、膝張り113.3センチメートル、耳張り32.7センチメートル、頂上から生え際まで20~34.8センチメートルで、面相は温雅豊麗、衣文(えもん)の刀法も柔らかく、よく均整のとれた像である。
 観音菩薩坐像は、両手を前方で交え捧げて、持蓮華跪坐(じれんげきざ)する来迎の姿で、像高79.7センチメートル、膝張り40.9センチメートル、耳張り16センチメートル、頂上から生え際まで13.9~12.7センチメートル、面相も豊麗で全体の均整がよくとれている。
 勢至菩薩坐像は、両手を合掌して跪坐する来迎の姿で、像高82.4センチメートル、頂上から生え際まで17.3~13.9センチメートル、臂(ひじ)張り43.3センチメートルの極めて端麗な像である。3躯いずれもヒノキ材の寄木造で、平安時代の作とみられる。
 なお、もとは地蔵・竜樹菩薩を従えた五尊形式であったが、現在その2体は奈良国立博物館の所蔵となっている。平安時代の阿弥陀五尊像としては本例が現存唯一で貴重である。