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木造十一面観音立像(太山寺)

ページID:0137508 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
彫刻
平安時代
アートや工芸の美に触れる
木造十一面観音立像(太山寺)の画像
木造十一面観音立像(太山寺)の画像
詳細情報
区分・種別
国指定
重要文化財
彫刻
時代
平安時代
よみ
もくぞう じゅういちめんかんのん りゅうぞう ろっく
名称
木造十一面観音立像 6躯
所在地
松山市太山寺町
所有者
太山寺
管理団体
指定年月日
明治34年3月27日

解説

 この立像は、国宝太山寺本堂内陣にしつらえられた横長の大型厨子を3区に分けて、中央の中尊の左右に3躯ずつ安置されている。
 太山寺は松山市西北部の太山寺山塊の中で、最も高い経ケ森の東斜面にあり、真言宗智山派(ちさんは)に属し、四国八十八か所52番札所である。
 6躯の十一面観音立像は、いずれも像高143.8~156.3センチメートルの一木造、背刳(せぐり)像であり、6躯のうち2躯がヒノキ材、他はカツラ材で作られている。
 6躯は造り、大きさ、形相がほぼ同じで、細部に多少の異巧が認められるほかは、その作風は同じで同時期に造像されたものと認められる。その温和な肉づき、穏やかな彫法は藤原時代後期の特色をよく表している。また、印形のやや面長な面相、平行して浅く刻まれた単調な衣文(えもん)線などには、地方作ながら伸びやかで優雅な趣がみられる。