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大宝寺本堂

ページID:0137409 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
建造物
鎌倉時代
春におすすめ荘厳で神秘的
大宝寺本堂の画像
大宝寺本堂の画像
詳細情報
区分・種別
国指定
国宝
建造物
時代
鎌倉時代
よみ
たいほうじほんどう いっとう つけたり ずしいっき むなふだいちまい
名称
大宝寺本堂 1棟 附 厨子1基 棟札1枚
所在地
松山市南江戸5丁目
所有者
大宝寺
管理団体
指定年月日
昭和28年3月31日

解説

真言宗豊山派(ぶざんは)大宝寺は、大宝年間(701~704年)の越智玉興(おちのたまおき)の創建と伝えられる。本堂の建物は、桁行3間、梁間4間、一重、寄棟造、二軒(ふたのき)、本瓦葺である。様式は和様、柱はすべて円柱で、柱上には斗?(ときょう)を用いず、四隅の柱上にのみ簡素な舟肘木(ふなひじき)を置く。垂木(たるき)間隔が柱間ごとに違っていることなどから、平安時代末期の阿弥陀堂形式を用いた鎌倉時代初期の建築であろうと考えられる。屋根はもと茅葺であったのを、延享(えんきょう)2(1745)年の修理の際に瓦葺に改めたと推察される。簡素ながらよく均整がとれ、県下最古の木造建造物として貴重である。
 正面の3間には蔀戸(しとみど)を、両側面南端及び背面中央にも板扉を持ち、内部は板張りで、南側1間の床を2寸程下げて外陣(げじん)とし、その奥は内陣となる。
 堂内の厨子(ずし)は寛永8(1631)年の作で、正面3間、軒唐破風(のきからはふ)付、柿葺(こけらぶき)、和様に禅宗様の手法を加味した優れた作である。
 なお、重要文化財の木造阿弥陀如来坐像、木造釈迦如来坐(ざ)像、木造阿弥陀如来坐像が本堂に安置されている。