ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

妙見山古墳

ページID:0137730 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
東予
史跡
古墳時代
荘厳で神秘的より深く学べる(ガイダンス・展示施設等隣接)
妙見山古墳の画像1
妙見山古墳の画像2
妙見山古墳の画像3
妙見山古墳の画像4
妙見山古墳の画像1
妙見山古墳の画像2
妙見山古墳の画像3
妙見山古墳の画像4
詳細情報
区分・種別
国指定
記念物
史跡
時代
古墳時代
よみ
みょうけんさんこふん
名称
妙見山古墳
所在地
今治市大西町
所有者
今治市ほか
管理団体
指定年月日
平成22年8月5日

解説

 妙見山古墳は、愛媛県北部、瀬戸内海に突き出した高縄(たかなわ)半島北西部の標高約80mの丘陵上に所在する古墳時代前期初頭の前方後円墳である。大西町(現今治市)及び愛媛大学考古学研究室による発掘調査の結果、墳長55.2mで、墳形は主軸に対して左右対称ではなく海側に当たる北側がやや大きく、前方部が短く、くびれ部幅が広く造られていることが明らかとなった。
 墳丘からは、特殊器台、畿内系の二重口縁(こうえん)壺(つぼ)などの土器が出土した。西部瀬戸内に起源を持つと見られる特殊器台は、他に例のない独自の特徴を持つ。土器は布留式(ふるしき)最古段階で、古墳の築造例のない独自の特徴を持つことから、古墳の築造はその時期か、さらに遡る。埋葬施設は、後円部と前方部の二箇所で前方部の二箇所で竪穴式石室を検出した。後円部竪穴式石室からは、鉄剣・刀子(とうす)・ヤリガンナ・袋状鉄斧(ふくろじょうてっぷ)が出土し、直径17cm程度の青銅鏡もあったとみなされる。前方部竪穴式石室からは、
二片に破砕された斜縁四獣鏡(しゃえんしじゅうきょう)・ヤリガンナなどが出土した。
 本古墳は、畿内の大和政権が伸長する当時の、地方の出現期の古墳のあり方、政治や社会のあり方を検討する上で重要である。