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与州新居系図

ページID:0137638 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
東予
書跡・典籍・古文書
鎌倉時代
与州新居系図の画像
与州新居系図の画像
詳細情報
区分・種別
国指定
重要文化財
書跡・典籍・古文書
時代
鎌倉時代
よみ
よしゅうにいけいず いっかん ぎょうねんひつ しはいしょうそく
名称
与州新居系図 1巻 凝然筆 紙背消息
所在地
西条市中野
所有者
伊曽乃神社
管理団体
指定年月日
昭和27年3月29日

解説

 この系図は、伊予の豪族新居氏の系図で、その一族であった東大寺の高僧凝然(ぎょうねん)が自筆で書写したものである。鎌倉時代古系図の代表的遺品で、和気系図(滋賀県園城寺蔵)、海部系図(京都府籠名神社蔵)とともに、日本三大古系図といわれ、新居氏の沿革を知るのみならず、歴史研究上の貴重な文献である。
 凝然は、鎌倉時代の学僧で、仁治元(1240)年、越智郡高橋(現今治市)に生まれ、建治3(1277)年、東大寺戒壇(かいだん)院主となる。徳治2(1307)年、後宇多上皇に菩薩戒を授け、のち国師号を与えられた。諸宗、特に華厳(けごん)・律に詳しく、著述127部1200余巻といわれ、仏教史への造詣も深い。
 この系図は故郷に滞在中の弘安4(1281)年ころのものとされ、消息文の紙背に、平安時代中期から鎌倉時代にかけて約300年間、東予で活躍した新居氏一族12世300人あまりについて系譜を記載している。縦27.3センチメートル、横373.6センチメートルに及ぶものである。