本文
仏鑑禅師墨蹟(附添状2巻)
東予
書跡・典籍・古文書
| 区分・種別 |
国指定
重要文化財
書跡・典籍・古文書
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| 時代 | |
| よみ | ぶっかんぜんじ ぼくせき いっぷく つけたり そえじょう にかん
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| 名称 | 仏鑑禅師墨蹟 一幅 附添状2巻
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| 所在地 | 今治市桜井
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| 所有者 | 個人
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| 管理団体 | |
| 指定年月日 | 昭和30年2月2日
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解説
中国南宋の高僧の仏鑑無準禅師が、淳祐5年(1245)69歳の時、臭庵居士に与えた四言四句の偈頌(仏の徳を賛美し、教理を述べた詩型)である。縦28.7cm、横72.7cmで茶掛軸に装丁されている。附属として、金竜院松嶽及び古田織部の書状、池田長幸が京極安知軒にあてた代金請取状4通の2巻がある。 無準は破庵祖先の法嗣で、宋代禅林を代表し、南宋の皇帝理宗の帰依を得た。また円覚寺の開山の無学祖元や、東福寺の開山の円爾弁円はその法嗣である。我が国禅林へ与えた影響は大きい。この偈頌は仏鑑語録に載るところであり、墨蹟は東山時代に我が国へ招来されたといわれる。山上宗二の名物集に三大墨蹟13幅のうちの傑作としるされ、津田宗及日記、今井宗久日記、神屋宗湛日記等にも記載されている。保存状態は良好であり、禅機妙なる偈頌であるとともに、その墨蹟は枯淡の風格をかもし、無準禅師墨蹟中もっとも注目すべきものである。






