本文
沢瀉威鎧(兜、大袖付、金具廻革所欠失)
東予
工芸品
平安時代
アートや工芸の美に触れるより深く学べる(ガイダンス・展示施設等隣接)
| 区分・種別 |
国指定
国宝
工芸品
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|---|---|
| 時代 | 平安時代
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| よみ | おもだかおどし よろい いちりょう かぶと、おおそで つき(かなぐまわり かわどころ けっしつ)
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| 名称 | 沢瀉威鎧 1領 兜、大袖付(金具廻革所欠失)
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| 所在地 | 今治市大三島町宮浦
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| 所有者 | 大山祇神社
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| 管理団体 | |
| 指定年月日 | 昭和29年3月20日
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解説
非常に幅広の革小札(こざね)に各々3行ずつの孔をあけ、3枚重ねにして細い革紐で横綴じにし、揺組(ゆるぎぐみ)にしている。生漆を薄く塗り、三手打(みてうち)のやや細い萌黄(もえぎ)、黄、紅染めの網糸で沢瀉をかたどり縦取りの手法により威している。耳糸、畦目(うなめ)、菱縫糸は同様の紅染め糸が施してある。後背の逆板中央には金銅酢漿(かたばみ)文の座金に切子頭(きりこがしら)の鐶台(かんだい)を打ち、総角(あげまき)付けの鐶(わ)を付している。金具回り、革所はなくなっている。
兜鉢(かぶとばち)は鉄板金をはぎ合わせ、鉄の空星(からぼし)を八方に打ってある。
このような威しの手法は後代には全くみられない。古墳出土の挂甲(けいこう)の残欠や正倉院御物の挂甲残欠に共通点があるにすぎず、現存遺品としては、法隆寺献納宝物の沢瀉威鎧の雛型があるだけである。平安時代初期の製作で現存鎧の最古のもので、本邦式正(しきしょう)鎧の発生時の姿を示す貴重な遺品である。
兜鉢(かぶとばち)は鉄板金をはぎ合わせ、鉄の空星(からぼし)を八方に打ってある。
このような威しの手法は後代には全くみられない。古墳出土の挂甲(けいこう)の残欠や正倉院御物の挂甲残欠に共通点があるにすぎず、現存遺品としては、法隆寺献納宝物の沢瀉威鎧の雛型があるだけである。平安時代初期の製作で現存鎧の最古のもので、本邦式正(しきしょう)鎧の発生時の姿を示す貴重な遺品である。
所在地
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