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絹本著色熊野曼荼羅図

ページID:0137505 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
絵画
室町時代
アートや工芸の美に触れる
絹本著色熊野曼荼羅図の画像
絹本著色熊野曼荼羅図の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
絵画
時代
室町時代
よみ
けんぽんちゃくしょくくまのまんだらず
名称
絹本著色熊野曼荼羅図 1幅
所在地
西予市宇和町明石
所有者
明石寺
管理団体
指定年月日
昭和40年4月2日

解説

 古来熊野修験の道場として繁栄した明石寺(現天台宗寺門派)に所蔵されている絵画で、縦98.5センチメートル横38.5センチメートルの絹本着色の掛軸である。作者や制作年は明らかでないが室町時代の作とされている。
 曼荼羅図は、諸仏・菩薩および神々を配置して宇宙の本質・真理・精髄を表し、真言密教で説く悟りの境地を図画したもので、これを崇拝の対象とし、また一つの対象に心を集中して深く観察する観想の対象とした。
 この曼荼羅図は、熊野三山と那智の滝を描いて那智権現(なちのごんげん)を象徴し、中央の円相(えんそう)(悟りの対象)に本地仏と熊野神を図し、円周には中台八葉院(ちゅうだいはちよういん)に基づく仏尊を配し、さらに一定の法則に従って諸仏諸神の図様が描かれ、「熊野曼荼羅」の特徴をよく示している。明石寺における地方修験者の修行信仰を伝える画幅である。