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製茶風俗図屏風

ページID:0137494 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
中予
絵画
江戸時代
アートや工芸の美に触れる
製茶風俗図屏風の画像
製茶風俗図屏風の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
絵画
時代
江戸時代
よみ
せいちゃふうぞくずびょうぶ  いっそう
名称
製茶風俗図屏風 1双
所在地
松山市堀之内
所有者
愛媛県
管理団体
指定年月日
昭和55年3月21日

解説

 この屏風は紙本金砂子(しほんきんすなご)の着色で縦161.5センチメートル、横358センチメートル、江戸時代初期に松山藩の絵師松本山雪(さんせつ)が描いたものである。山雪は松平定行に伴って松山に来た絵師で、岨巓(そてん)とも号し、墨絵の名手で特に馬の絵を得意とした。生年は明らかでないが、延宝4年(1676)に没し、その墓は松山市土居町の万福寺にある。本図は、六曲屏風一双にわたって、山水の中に高閣、高楼及び橋梁を配し、製茶作業にいそしむ人々を細密に描写した力作で、精彩に富んでいる。図中に多数描かれている人物などはいずれも小さく表現されているが、それぞれ生き生きとした動きが感じられて実にすばらしい。当屏風全体の彩色などは極めて高雅であり、金泥、金砂子などを使った技法に特色がみられ、山雪の遺墨中まれにみる秀作である。