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更新日:2023年2月28日
「行革甲子園」とは、地方自治体が取り組んできた「行政改革」の取組を発表し、表彰する大会です。
自治体間でアイデアやノウハウを共有し、自らの取組に活用していただくことで、行政改革の更なる推進を図ることを目的に愛媛県が主催しており、これまで5回(H24、26、28、30、R2)開催しました。
今年度は、「行革甲子園2022~創・効・種で魅せる!地方公務員によるもう一つの甲子園~」を開催し、全国の先進的・独創的な取組みの更なる共有を図るとともに、特別講演として、オードリー・タン台湾デジタル担当大臣に、「台湾のデジタル化の取組み」についてご講演をいただきました。
これらの国内外の先進的な取組みのアイデアやノウハウを共有することにより、全国の市区町村において、イノベーションに結びつく政策立案に役立ててもらいたいと考えています。
「行革甲子園2022~創・効・種で魅せる!地方公務員によるもう一つの甲子園~」の詳細は、
行革甲子園特設サイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
令和4年8月26日(金曜日)に1次審査を突破した8団体によるプレゼンテーションが行われ、6名の審査員が審査した結果、
茂木町(栃木県)
地方公務員が一般社団法人を設立して町の財源を生み出す@栃木県茂木町
~20 年後の子どもたちに住みよい環境を創るため~
がグランプリを受賞しました。
また、
日南町(鳥取県)
脱炭素で地域事業者のサステナブル経営を後押しするSDGs未来都市の挑戦
が審査員長特別賞を受賞しました。
1 日時:令和4年8月26日(金曜日)12時30分~17時
2 場所:松山市内
3 出席者:愛媛県知事、全国の自治体職員 等
4 内容
講演者:オードリー・タン 台湾デジタル担当大臣
講演内容:台湾におけるデジタル化の取組みについて
市区町村名 | 都道府県名 | 取組事例名 | 事例概要 | |
山形市 | 山形県 |
全国初!連携中枢都市圏連携事業による広域炊飯施設の整備~共通課題をスピード解決~ |
概要版(PDF:227KB) | 詳細版(PDF:656KB) |
いわき市 | 福島県 | いわき版MaaS推進プロジェクト「行政MaaS」~出張行政サービス「お出かけ市役所」の取組み~ | 概要版(PDF:298KB) | 詳細版(PDF:1,097KB) |
茂木町 | 栃木県 |
地方公務員が一般社団法人を設立して町の財源を生み出す@栃木県茂木町~20年後の子どもたちに住みよい環境を創るため~ |
概要版(PDF:217KB) | 詳細版(PDF:248KB) |
前橋市 | 群馬県 | 印刷BPO~職員を紙作業から解放する~ | 概要版(PDF:182KB) | 詳細版(PDF:854KB) |
座間市 | 神奈川県 | 循環型社会実現に向けた「廃棄物・資源物収集のDX」 | 概要版(PDF:232KB) | 詳細版(PDF:487KB) |
日南町 | 鳥取県 | 脱炭素で地域事業者のサステナブル経営を後押しするSDGs未来都市の挑戦 | 概要版(PDF:239KB) | 詳細版(PDF:417KB) |
西予市 | 愛媛県 | 働き方改革を実現するオフィスの空間づくり~withコロナ時代における自治体経営改革~ | 概要版(PDF:250KB) | 詳細版(PDF:1,107KB) |
別府市 | 大分県 | RPAを活用して3年、職員の負担軽減、年間6,000時間までの道のり | 概要版(PDF:247KB) | 詳細版(PDF:556KB) |
5 審査員
審査員長 椎川 忍 (一財)地域活性化センター 理事長
沼尾 波子 東洋大学 教授
太田 響子 愛媛大学 准教授
小室 将雄 有限責任監査法人トーマツ パートナー
根本 昌彦 株式会社未来戦略研究所 代表取締役
中村 時広 愛媛県知事 ※東野 政隆(愛媛県総務部長)が代理で審査
「行革甲子園2022」の開催に当たり、全国の市区町村に取組事例を募集したところ、33都道府県の68市町から85事例もの応募をいただきました。
【応募状況について】
愛媛県では、県内市町と連携し、平成24、26年度に行革甲子園を開催しました。また、平成28年度から対象を全国に拡大し開催したところ、全国の市区町村から多数の先進的・独創的な行政改革事例の応募があり、発表事例等を参考に、類似の取組が他の自治体で取り入れられるなど、先進事例の「横展開」に高い効果が認められています。
「行革甲子園」(H24、26、28、30、R2)で発表した事例の中から、今後、それぞれの自治体において更なる行革の取り組みを進めるにあたり、最も参考となる事例を審査員等が評価し、平成24、26年度には、「えひめ行革大賞」、平成28年度からは、「グランプリ」として表彰しました。また、平成30年度及び令和2年度にはグランプリのほか、「審査員長特別賞」を表彰しました。
年度 |
取組事例名 |
市町村名 |
取組内容 |
|
行革甲子園 (平成24年度) |
未来せいよ創造プランプロジェクトの実現 | 西予市 | ||
行革甲子園2014 (平成26年度) |
「公の施設等評価及びあり方方針」の策定~自らの市のことは自らが考え、創る~ | 今治市 | ||
行革甲子園2016 (平成28年度) |
「書かなくていいの?」~証明書の申請をかんたん・スピーディに~ | 北海道北見市 | ||
行革甲子園2018 (平成30年度) |
【グランプリ】 窓口一本化の保安指導で防災体制を強化(新規財源の確保) |
松山市 | ||
【審査員長特別賞】 「百年の森林構想」と「ローカルベンチャー」による地域資本の価値向上への取組 |
岡山県西粟倉村 | |||
【審査員長特別賞】 住民の血税を考えれば共同化をやらない理由はない!~各種情報システムの共同化と新たなサービスの実現~ |
新潟県三条市 | |||
行革甲子園2020 (令和2年度) |
【グランプリ】 地理情報システム(GIS)導入による業務効率化に関する苅田町の取組について ~職員自ら構築した水道管路マップを始めとした業務効率化の取り組み~ |
福岡県苅田町 | ||
【審査員長特別賞】 下水道マンホール蓋を活用した有料広告事業の取組 |
埼玉県所沢市 | |||
【審査員長特別賞】 全国初!町内全域自営LPWA通信網の整備 ~携帯電話の圏外からでも正確な位置情報を伴った救助要請が可能に~ |
久万高原町 |
「創(そう)」・「効(こう)」・「種(しゅ)」の3拍子揃った取組を評価しました。
題字:愛媛県立三島高等学校書道部の皆さんに書いていただきました。
愛媛県では、行革甲子園の趣旨に賛同して、大会開催の周知や応募事例のPRなど日常的に行革甲子園の取組みを支援する行革甲子園応援企業を募集しています。
行革甲子園応援企業の登録手続き等については、行革甲子園応援企業認定制度実施要項(PDF:163KB)をご覧ください。
行政マガジン『ジチタイワークス』を発行している株式会社ホープ(福岡市)(外部サイトへリンク)を行革甲子園応援企業の第1号として登録しました。
なお、株式会社ホープは、令和3年12月1日付で持株会社体制に移行し、『ジチタイワークス』の発行等の事業は、株式会社ジチタイワークス(外部サイトへリンク)に事業承継されており、同社に行革甲子園の応募事例紹介など様々なPRを行っていただいています。
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