本文
行革甲子園2016 ~プラスの力を生み出す政策コンテスト~
愛媛県では、県内市町と連携し、行政改革の取組事例を発表・表彰する「行革甲子園」を、平成24年度と26年度に開催しました。その2回の大会では、県内の全20市町から、計110に及ぶ行革事例の応募があり、県内市町間でノウハウを共有したところ、発表事例を中心に他の市町でも取組が広がるなど、優良事例の波及効果が認められています。
そこで、平成28年度は、更なる効果の拡大を目指し、全国の市区町村に参加を呼びかけ、「行革甲子園2016~プラスの力を生み出す政策コンテスト~」を開催しました。
目的
- 県内はもとより全国の市町村が行政改革の先進事例を共有し、自らの取組に活用することで、行政改革のより一層の推進を図る。
- 自治体間で刺激し合い、高め合うことで、より良い地域づくりへつなげていく。
事例募集
全国の市区町村から、次により行政改革の取組事例を募集しました。
募集期間
平成28年6月~8月
応募対象
全国の市区町村
対象事例
市区町村が取り組んだ「行政改革事例」。ここでの「行政改革事例」とは、行政運営や事業実施における「効率化事例」や「効果拡大事例」、「新しい手法の導入事例」等とし、例えば、次のような事例を対象としました。
- 他の自治体との連携による効率化・相乗効果の拡大事例
- 公共施設等の有効活用・効果的なマネジメント事例
- 民間の知恵・ノウハウ・資金・パワー等の有効活用事例
- ICTの活用による効率化・業務改革事例
- 業務の標準化・見える化による改善事例
- 歳入増加につながる取組事例
審査を希望しない区分を設定し、多様な事例収集を図りました。
事例の応募状況
全47都道府県の110市町村から、104事例の創意工夫あふれる取組事例の応募がありました。
誠にありがとうございました。
一次審査(書類審査)
応募104事例のうち、審査を希望する73事例について、外部審査員4名による書類審査により、当日事例発表する8団体を決定しました。
当日の内容
日時
平成28年11月1日(火曜日)12時30分~17時
場所
ひめぎんホール2階 真珠の間
出席者
愛媛県知事、審査員、全国の自治体職員・議員、公務員を目指す学生等 約350人(内訳:県外60人、県内290人)
次第
【第1部】基調講演 12時35分~13時35分
講師 岡田 武史氏((株)今治.夢スポーツ代表取締役、(公財)日本サッカー協会副会長)
演題 「勝つための組織づくりとサッカーによる地域振興」
【第2部】事例発表・表彰式 13時45分~17時00分
- 書類審査を通過した8団体によるプレゼンテーション
- 審査員(5名)による審査
- 表彰
北見市(北海道)の「書かなくていいの?」~証明書の申請をかんたん・スピーディに~がグランプリを受賞しました。
(副賞として、砥部焼の表彰楯を贈呈)
事例発表団体の取組概要
市町村名 | 都道府県名 | 取組事例名 | 発表に使用した資料 | 取組概要等 | |
---|---|---|---|---|---|
池田市 |
大阪府 |
総合窓口の設置から窓口業務の民間委託へ |
概要版[PDFファイル/1.98MB] | 詳細版[PDFファイル/246KB] | |
大分市 |
大分県 |
全国初!広域連携による公衆無線LANの整備と認証連携 | 概要版[PDFファイル/2.21MB] | 詳細版[PDFファイル/899KB] | |
北見市 |
北海道 |
「書かなくていいの?」~証明書の申請をかんたん・スピーディに~ | 概要版[PDFファイル/330KB] | 詳細版[PDFファイル/878KB] | |
京都市 |
京都府 |
学校跡地活用の促進 | 概要版[PDFファイル/1.9MB] | 詳細版[PDFファイル/230KB] | |
伊達市 |
福島県 |
DTI≪DATE TASK INNOVATION≫ 終わりなき革新 |
概要版[PDFファイル/2.15MB] | 詳細版[PDFファイル/1.07MB] | |
長島町 |
鹿児島県 |
ぶり奨学プログラム | 概要版[PDFファイル/1.78MB] | 詳細版[PDFファイル/246KB] | |
葉山町 |
神奈川県 |
葉山町きれいな資源ステーション協働プロジェクト | 概要版[PDFファイル/1.93MB] | 詳細版[PDFファイル/345KB] | |
松山市 |
愛媛県 |
下水処理場の未利用エネルギー有効活用による歳入増加策 | 概要版[PDFファイル/1.78MB] | 詳細版[PDFファイル/349KB] |
発表順
審査員
- 小西 砂千夫 氏(審査員長・関西学院大学 教授、外部審査員)
- 兼平 裕子 氏(愛媛大学 教授、外部審査員)
- 小室 将雄 氏(有限責任監査法人トーマツ パートナー、外部審査員)
- 福嶋 祥子 氏(プランニング・ボート株式会社 代表取締役、外部審査員)
- 中村 時広 氏(愛媛県知事)
評価のポイント
「創(そう)」・「効(こう)」・「種(しゅ)」の3拍子揃った取組の観点に加え、プレゼンテーションの内容を評価
創(そう) | 創意工夫あふれる取組か、独創性・先進性があるか |
---|---|
効(こう) | 費用対効果の高い取組か |
種(しゅ) |
他にアイデアの種を提供する取組か (他の自治体に広がる取組か) |
プレゼンテーション | 取組の意図や内容がよく伝わるプレゼンであったか |
事例集の作成
今後、全応募事例を掲載した事例集を作成し、応募団体等に送付する予定としております。
参考資料
参考資料として、事例募集や大会開催に関する資料を添付します。
- 「行革甲子園2016」募集要項[PDFファイル/338KB]
- 「行革甲子園2016」事例募集チラシ[PDFファイル/1.11MB]
- 「行革甲子園2016」参加者募集チラシ[PDFファイル/635KB]
大会当日の様子
「行革甲子園2016」大会当日(平成28年11月1日)の様子を、写真で紹介します。
1.会場の様子
2.岡田武史氏による基調講演
3.(1)池田市による事例発表
3.(2)大分市による事例発表
3.(3)北見市による事例発表
3.(4)京都市による事例発表
3.(5)伊達市による事例発表
3.(6)長島町による事例発表
3.(7)葉山町による事例発表
3.(8)松山市による事例発表
4.審査結果発表(審査員長 小西砂千夫 関西学院大学教授)
5.グランプリ表彰(北見市)
6.グランプリ受賞者(北見市)
7.発表者・審査員の皆さん
8.グランプリ副賞の砥部焼の表彰楯