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旧八木商店本店庭園

ページID:0138029 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
東予
名勝地
大正時代
春におすすめ夏のおすすめ秋におすすめ冬におすすめ自然を堪能できる
旧八木商店本店庭園の画像1
旧八木商店本店庭園の画像2
旧八木商店本店庭園の画像1
旧八木商店本店庭園の画像2
詳細情報
区分・種別
国登録
記念物
名勝地
時代
大正時代
よみ
きゅうやぎしょうてんほんてんていえん
名称
旧八木商店本店庭園
所在地
今治市波止浜
所有者
藤高興産株式会社
管理団体
指定年月日
令和7年9月18日

解説

  旧八木商店本店庭園は、高縄半島北部の波止浜に位置する。波止浜は天和年間(1681~83)の塩田開発と塩の輸送等によって発展した地域で、八木商店も海運業等を手掛ける会社であった。波止浜の商家に生まれた八木亀三郎(1863~1938)は、塩蔵鮭の輸入等で成功し、大正中期までに波止浜本町通りに面した土地に八木商店本店兼住宅を建築した。昭和13年(1938)7月に八木亀三郎が亡くなると、間もなく会社は解散し、翌年波止浜の八木家住宅は合資会社藤高商店の所有となった。
 旧八木商店本店庭園は、舌状に突き出た山の裾部に造られており、山の斜面を取り込んでいる。店舗や住居棟などの縁先からは飛石がのび、自然石や切石を用いた園路へとつながっている。園路は庭園内をめぐりながら山へも通じ、また山上からは波止浜の町並みや海辺の景観を望むことができる。園内には巨石を用いた石食いのほか、井戸枠、蹲踞、石燈籠等が配され、マツ類、イブキ、カエデ類等の高木、ツツジ類等の低木が植えられている。
 旧八木商店本店庭園は実業家によって整えられた近代庭園で、現在まで良好に保存されており、造園文化の発展に寄与した意義深い事例と言える。
 (文化庁報道発表資料より)