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木造大日如来坐像(仏木寺)

ページID:0137553 更新日:2026年3月3日 印刷ページ表示
南予
彫刻
鎌倉時代
アートや工芸の美に触れる
木造大日如来坐像(仏木寺)の画像
木造大日如来坐像(仏木寺)の画像
詳細情報
区分・種別
県指定
有形文化財
彫刻
時代
鎌倉時代
よみ
もくぞうだいにちにょらいざぞう いっく
名称
木造大日如来坐像 1躯
所在地
宇和島市三間町則
所有者
仏木寺
管理団体
指定年月日
昭和40年4月2日

解説

 三間盆地西北隅の則(すなわち)にある仏木寺(ぶつもくじ)は、真言宗御室派(おむろは)の寺で、四国八十八か所42番札所である。
 本尊の大日(だいにち)如来(にょらい)坐像は、宝冠を頂き、智拳印(ちけんいん)を結ぶ金剛界大日如来像で、像高120.2センチメートル、膝張り92センチメートル、カヤ材、頭、体部を通じて前後2材を寄せている。地髪はまばらに毛筋を刻み、本体の肉身や裳(も)の各所に丸刀の刀痕を残し、仕上げはすこぶる粗放なもので、背面には大ぶりの円形光背がある。総じて地方作風の顕著なものであるが、鎌倉時代中ごろの伊予の地方風を知る作例であろう。
 像の背面地付近に、「大願主僧栄金興法大師作佛之楠少々 此中作入タル也 建治元年 才次七月乙卯廿五日 大日如来本尊始作大佛師東大寺流僧ロロ」の墨書があり、建治元(1275)年の作と知られる。