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忽那諸島で3番目に大きい島で、愛媛県屈指の釣りスポットとして、多くの釣り人が訪れます。
忽那諸島西部に位置する島で、以前は島の北側の宮ノ浦という地区に集落がありましたが、現在は東岸に上怒和、西岸に元怒和の二つの集落があります。
アメリカに農業実習生を送りこむなど、農業後継者が多い島です。柑橘栽培が盛んでレモンの島として知られていますが、近年玉ネギも多く栽培されています。
島民のほとんどの人が漁業権を持ち、農業と漁業を両立する働き者の島と言われています。近くの小島クダコ島近海は瀬戸内海屈指の漁場として有名で、鯛の一本釣りなどが盛んに行われています。
民俗芸能が多く、かつては秋祭りでは獅子舞・相撲甚句・神楽・奴道中などが行われていましたが、現在は担ぎ手がいないため行われなくなっています。
上怒和港にある独特な形に突き出た半島状の小山です。その昔、旧暦の大晦日の夜に西国の大名を乗せた船が暴風に遭い、丸子鼻沖合で沈没しました。その船に乗っていた丸子姫と言う美しい姫も、未練を残したまま船共々海の藻屑となったそうです。それ以来、丸子姫の祟りのためか旧暦の大晦日の夜12時頃になると、丸子鼻の海上に怪しい火が灯るようになった、と言う悲しい伝説があります。
元怒和地区にある神秘的な雰囲気のあるお寺。裏山にかつて生き木地蔵が刻まれた樟があります。昔、延福寺に泊めてもらった僧侶がお礼にと生き木に地蔵尊を彫ったと言われています。現在は樹の成長と風化のためその面影を見ることはできませんが、病気快癒祈願の参拝者が現在も訪れるそうです。
農道が整備されるより以前、道なき山々からみかんを運び出すために作られたロープウェイです。かつては忽那諸島内各地で使われていましたが、農道が整備された現在は怒和島の一部でしかその姿を見ることは出来ません。
中島と怒和島の間に浮かぶ周囲1.8キロメートルの無人島。クダコとは、中世の頃この島を拠点にしていた水軍の呼び名で、鎌倉時代から戦国時代にかけて水軍として栄えた忽那家の文書には「久田子衆」や「九多児衆」と記されています。近海はクダコ水道と呼ばれ日本でも有数の漁場と言われていて、多くの釣り人が訪れています。明治36年に建設された灯台が現在も漁場を照らしています。
怒和島の総鎮守。美しい宮浦の海岸線に鳥居が設けられ、瀬戸内の海を見守っています。境内には7つの小さな祠があり、参拝者はその一つ一つにお賽銭を投げてお参りをします。秋の祭礼にはおみどり神事やお神輿が盛大に行われます。
怒和島全景
手の行き届いた畑が美しいです
海岸線から広島県の呉市まで見渡せます
山の農道から望む瀬戸内海
綺麗に石垣が組まれた段々畑
上怒和漁港の巨大な浮き桟橋
島の北側、若宮八幡の鳥居が瀬戸内の海を見守ります
宿泊施設はありません。元怒和に食料品、雑貨店がありますが、品数が少ないので食料など必要なものは持参した方が良いです。自動販売機は元怒和に1台あります。
三津浜港元怒和港 大人1,240円 小人620円
三津浜港上怒和港 大人1,240円 小人620円
高浜港元怒和港 大人1,240円 小人620円
高浜港上怒和港 大人1,240円 小人620円
時刻表など詳しくはこちら<外部リンク>
三津浜 | 高浜 | 元怒和 | 上怒和 |
---|---|---|---|
9時10分 | ー | 10時59分 | 11時21分 |
16時40分 | 16時55分 | 18時44分 | 19時6分 |
上怒和 | 元怒和 | 高浜 | 三津浜 |
---|---|---|---|
6時23分 | 6時45分 | 8時38分 | 8時50分 |
14時16分 | 14時38分 | ー | 16時25分 |
松山での車両乗降は三津浜港のみ可能です。
西線フェリーは釣島を経由します。
高浜港元怒和港 大人2,080円 小人1,040円
高浜港上怒和港 大人2,080円 小人1,040円
時刻表など詳しくはこちら<外部リンク>
高浜 | 上怒和 | 元怒和 |
---|---|---|
7時40分 | 8時23分 | 8時36分 |
15時215 | 15時59分 | 16時12分 |
18時25分 | 19時8分 | 19時21分 |
元怒和 | 上怒和 | 高浜 |
---|---|---|
6時35分 | 6時48分 | 7時30分 |
12時41分 | 12時54分 | 13時36分 |
松山での車両乗降は三津浜港のみ可能です。
西線高速船は神浦を経由します。
松山市駅三津駅 伊予鉄道高浜線 約21分 大人310円 小人160円
三津駅三津浜港 三津駅から徒歩 約15分
電車時刻表はこちら<外部リンク>
松山市駅高浜駅 伊予鉄道高浜線 21分 大人430円 小人220円
高浜港は高浜駅の目の前にあります。
電車時刻表はこちら<外部リンク>
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