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鹿島は松山市北条地区にある小島。北条へ行くには、松山駅からJR予讃線・高松方面行き普通電車に乗り約30分、伊予北条駅で降ります。駅を出て北条の町並みを見ながらゆっくり歩いて15分ほどで、渡船場のある港に着きます。
電車時刻表はこちら<外部リンク>
徒歩15分
北条港から約400メートルのところにある鹿島は泳いで渡れそうに近く見えますが、定期船が出ています。船の上の鹿の模型がなんだかほほえましい光景です。客室の外に出て潮風を浴び、短い船旅を楽しみます。
春から秋の日中は20分おきに船が出ているので、時間を気にすることなく島の時間に浸れます。渡船場は駐車場もあり、近郊から訪れやすいのも魅力です。
4月から10月は7時から21時33分
11月から3月は7時から20時33分
大人往復 210円 小学生以下往復 110円
高齢者(65歳以上)往復 110円
団体割引(15名以上)3割引 障がい者5割引
年間パスポート 6,300円
松山市北条辻1605(北条鹿島港)
100台(有料 昼間510円 夜間570円)
089-992-1375(鹿島渡船駐車場事務所)
徒歩1分
北条港の渡船場の手前に鳥居があり、海を渡ると本殿がある神社です。いつ頃の創設かはっきりと分かっていませんが、神功皇后が朝鮮半島へ出陣する際立ち寄り、戦勝と道中安全を祈願したと言われます。松の向こうにどっしりと鎮座する姿は、武家に厚く信仰された神社の風格を感じさせます。
江戸時代には松山藩主松平家が参拝し、春と秋の祭りの神事に行われる「櫂練り」は中世この地を治めた河野氏の水軍の踊りが起源とされ、地域の歴史と関りの深い神社です。地域の人にとってお守りのような存在でもあります。
下船後左に歩いて登山道入り口を過ぎるとあります。
徒歩1分
113.8mの頂上目指して出発です。山道は「えひめ森林浴88ヶ所」に指定され、木漏れ日とシダの緑が目に柔らかで、野生の鹿にも出会えます。頂上の展望台に立てば、汗ばんだ額に風が心地よく、海と市街地の眺めが360度のパノラマで広がります。頂上の片隅には神功皇后がそこから海に矢を放った伝説の「御野立ちの巌(おのだちのいわお)」があります。
円盤状の地図を頼りに、あれは何の島と探すのも楽しく、遠くの島まで見渡せます。北条の町並みの後ろに連なる山々の眺めも見事です。帰りは「夕渚(ゆうなぎ)の道」「波妻(はづま)の道」など、別のルートを通ると鹿に会う確率も増えるようです。天候や季節によっては歩きにくいことがあるので、そんな時は無理せず元の道に戻りましょう。
下船後左に向かって歩くと登山道入り口の看板が出ています。
徒歩1分
太田屋旅館北条店は創業嘉永6年(1853年)という歴史を持つお店で、こちら鹿島店でも海の恵みが詰まった名物の鯛めしを味わえます。俳優の渥美清もこの鯛めしのファンで、鹿島店に宿泊に訪れていたそうです。
具は近海の天然鯛のみという鯛めしは、鯛の慈味豊かで飽きることのない味わいです。通常は鯛と一緒に炊きこみ、身をほぐし混ぜ込んだ状態で出てきます。見事な鯛のかぶと煮や、新鮮な鯛のおつくり他、瀬戸内の旬の鮮魚料理が味わえます。海に突き出した座敷で潮風に吹かれのんびり鯛めしを頂いていると、寅さんもこんな風に過ごしたのかと思われてきます。
11時から17時(4月下旬から11月上旬の期間)
鯛めし(吸い物付) 800円(税別)
鯛めし定食 1,800円(税別)
他各種定食・一品料理 宿泊(1泊2食付) 大人12,000円 子供8,000円
チェックイン16時、チェックアウト10時
あり(港に市営有料駐車場)
松山市北条辻1596-3(下船後、桟橋を渡って右に進むとあります)
鹿島店089-993-0012
(問い合わせは太田屋旅館北条店でも 電話089-993-0021)
http://iyo-ootaya.info/#<外部リンク>
徒歩1分
沖合に出て、夫婦岩の玉理・寒戸(ぎょくり・かんど)や、千霧島(ちぎりじま)・小鹿島(こじかじま)を近くから見ます。切り立った岩肌や遠く見える島々の景勝を海上で約20分たっぷり楽しみます。
鹿島沿岸は、波が作りだした岩肌の凹凸(おうとつ)、奇岩、洞窟など見どころいっぱいですが、現在そういった箇所は落石や土砂崩れの危険から通行止めとなっています。周遊船では海から沿岸の眺めも楽しめます。
7月第2土曜日から8月31日
平日 9時7分から17時7分
土曜日・日曜日・祝日 10時7分から18時37分
上記以外 10時から日没まで(要予約)
大人 360円 小人 180円
団体(15名以上)3割引 障がい者 5割引
鹿島(鹿島桟橋乗り場)
なし
089-992-1375(鹿島渡船駐車場事務所)
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