ホーム > 県政情報 > 地方局の取組み > 中予地方局ポータルサイト > 島の歴史と風土を自分の足で 気ままに神社仏閣めぐり(興居島) 愛媛・中予の観光情報サイト「ちゅうよ観光ナビ」
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興居島は高浜港からフェリーで約10分のところにある島です。
松山市駅から伊予鉄高浜線に乗り、高浜駅へ(21分)。高浜駅を出ると目の前に高浜港があり、興居島行きフェリーに乗って約15分で着きます。 泊港・由良港二つの港があり、今回は由良港行きのフェリーに乗り、由良港着。このルートは由良港からはじまります。
電車とフェリーで約40分
フェリーの中で申し込みをして、港から自転車で出発します。気に入った景色に立ち止まったり、地元の人と話したり、サイクリングならでは、のんびり島を楽しめます。島の東側の泊から船越、由良から馬磯の海岸沿いを走るのに適しています。
由良港(大人用4台など)と泊港(大人4台など)があります。泊港、由良港ともに、フェリー乗船中に船係員に申し込み手続きをしてください。 由良港から利用の場合は、下船後由良港の事務所でも手続きができますが、土曜日・日曜日は係員不在のため、船中での手続きをおすすめします。由良港・泊港どちらの港でも返却できます。
自転車で3分
凛とした佇まいの社には田心姫(たごりひめ)・市杵島姫(いちきしまひめ)・湍津姫(たぎつひめ)が祭られ、元和8年(1622年)の「和気誌」に記録が残ります。 境内には大阪の住吉大社から迎えられた住吉神社と、南北朝時代の武将・新田義貞(にったよしさだ)を祭る新田神社、本殿東には鎮疫社(ちんえきしゃ)の小社があります。
石の常夜灯が対に並ぶ石段が印象的で、上がると表情豊かな狛犬が迎えます。住吉神社はかつて海運業が盛んだった由良地区で航海の安全を願い祭られ、鎮疫社は病気や災いを防ぐ地域のお守りとして祭られています。
自転車で3分
由良港に戻り、ここからは由良港前の海沿いの道を右に進んで行きます。観音寺は島四国八十八ヶ所めぐりの一番札所で、地域の菩提寺です。 白い観音像が立つ階段を登ると、大師像がある広い境内に出ます。奈良時代の僧侶・行基(ぎょうぎ)が興居島に立ち寄った際、お寺を開いたと伝えられます。
約250年の歴史がある島四国めぐりの顔ともいえるお寺で、毎年4月20日・21日はたくさんの人でにぎわいます。
自転車で30秒
海に着き出した道を行くと白い鳥居とこじんまりとした社があります。両側の海は晴れると青く澄みわたり宝石のようです。自転車で走ると通り過ぎそうになりますが、とても島らしい神社です。
毎年1月7日の縁日は近所の人や子どもたちで賑わいます。社が地元の手できれいに保たれています。
自転車と坂道徒歩で7分
鳥居をくぐると石段、そしてまた鳥居と石段が続いた上の、門田地区を見おろす場所にあります。 神功皇后が朝鮮出兵の帰りに由良湾一帯に軍船を休め、その様子におそれいった村人が社を建て村の鎮守としたと伝えられる、苔むした地面に木造りの社が美しい神社です。
社は文政6年(1823年)に建てられたもので、木彫りの龍が静かに社を守るかのようです。
自転車で3分
門田地区の海岸にある神社で、豊玉彦命(とよたまひこのみこと)が祭られます。元和8年(1622年)の「和気誌」に地元の漁師たちの要望で、長崎の海神(わたつみ)神社から神様を迎え祭ったと記される大漁祈願・海上安全の神様です。
石段の前にはみかん畑、境内には海風が吹き抜け、島らしいのどやかさがあります。手前の門田公園には東屋や水飲み場、トイレがあり一休憩できます。
自転車と坂道徒歩で15分
地元では「いわがみさま」と呼ばれ、周囲34メートル、高さ5メートルの巨石がうっそうとした林の奥にご神体として祭られ、その岩に女神・磐長姫(いわながひめ)が宿ると言われます。 社を囲む森林は伐採が禁じられていたため自然のままの姿を保ち、市の天然記念物になっています。
木々の自然のままの枝ぶり、地面に倒れた木がそのままに苔むしている様子など独特で神妙です。地元の信仰に敬意を持って訪れましょう。
今回は由良港から近い神社仏閣を巡りましたが、他にも泊地区など島内各所にあり、自転車なら移動時間もそれほどかからず、上記の神社仏閣と併せて巡ることができます。いずれのお寺・神社も地域の信仰と歴史に配慮して訪ねましょう。
興居島のほぼ中央にあり、由良港・泊港どちらからでも自転車で10分程度で、島の総鎮守として堂々の風格です。境内・拝殿内も美しく、注連石(しめいし)の書は書家・三輪田米山のものです。
場所 松山市泊町1355
北浦の海辺の波音響く神社です。旧由良小学校正門右横の道を校庭に沿って進み、峠を越えると北浦の漁港に出、右に進むとあります。由良港から自転車と坂道徒歩で15分ほどです。
場所 松山市由良町北浦地区
断崖に突き出すように建ち、後ろの小山は明沢(あけざわ)城のお城跡で、寺もかつての城主による創建(1569年)です。泊港出て右へ自転車で1分ほどです。
場所 松山市泊町920
泊の鎮守様で、1580年明沢(あけざわ)城主が広島の厳島神社から神様を迎え祭ったと伝えられます。境内は心落ち着く雰囲気で、ベンチでひと時過ごしたくなります。泊港出て右へ行くとすぐ左にあります。
場所 松山市泊町901
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