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愛顔のえひめ(令和7年10月号)
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アートは冒険だ!
10月18日(土曜日)~11月3日(月曜日・祝日)開催!
「アートベンチャーエヒメフェス2025」
「アートベンチャーエヒメ」…聞き慣れない言葉ですが、なんだかワクワクする響きだと思いませんか? そのワクワクは正解で、アートベンチャーは「アート(文化芸術)」と「アドベンチャー(冒険)」を合わせた造語。プロジェクトの主体となるアートコミュニケータ「ひめラー」を中心に、アートを介して人と人、人と地域をつなぎ、そこから生まれる新たな価値や関係を社会に広げ、「愛媛の未来を創造する」新しいアートコミュニケーションプロジェクトです。愛媛県と東京藝術大学がタッグを組み、県内各地でさまざまな活動を展開しています。今秋、「アートベンチャーエヒメフェス2025」という、今までになかった県民参加型のアートフェスティバルを開催します。このフェスティバルの舞台は、とべもり+(プラス)エリア、砥部町、今治市、内子町。各会場の特性や文化を尊重しつつ、アートを通じて新たな価値や理解を生むことを目指しています。文化芸術の秋、愛媛オリジナルの17日間のアートの冒険を楽しみましょう!

「art venture ehime fes 2025」テーマ
ここにある豊かさ

公式インスタグラム<外部リンク>
公式サイト<外部リンク>
県内4つのエリアで文化芸術の「豊かさ」を感じよう
「アートベンチャーエヒメフェス 2025」は、とべもり+(プラス)エリアをメイン会場に、サテライト会場の砥部町エリア、今治市エリア、内子町エリアの全4エリアで開催。ひめラーの伴走のもと、24組の参加アーティストや海外の芸術系大学の学生などが、会場の関係者や地域住民と交流しながら、作品を創作します。会期中は、各会場で作品の展示や体験型プロジェクト、パフォーマンスを行い、いずれもワクワクする体験ができそう!なかでも注目のエリアは、内子町エリア(小田ゾーン)。愛媛大学の井口梓教授とゼミ生たちが、地域とともに13年かけて内子町小田の歴史文化を記録した約300枚の模造紙を布に印刷し、地元の方々や学生など多くの人たちと一緒に縫い合わせ、巨大な1枚の布にした作品を展示します。ほかにも「えひめ愛顔の子ども芸術祭2025」「食のプログラム」などさまざまなイベントも目白押し。秋のおでかけにぴったりですので、ぜひ足を運んでみてください。
アートベンチャーに出かけよう

会期中のイベントをピックアップ!
※各会場・市町主催イベントを含む
※作品展示やワークショップ、パフォーマンスに関する最新情報は公式サイトをご覧ください。
メイン会場
●とべもり+エリア- [えひめこどもの城ゾーン]
- ・えひめ愛顔の子ども芸術祭2025 「オープニングイベント」「ハプニング縁日」
- 日時:10月18日(土曜日)
- ・坂井存+Tiar ワークショップ
- 日時:10月18日(土曜日)・19日(日曜日)
- ・クロージングフォーラム
- 日時:11月3日(月曜日・祝日)
- [県立とべ動物園ゾーン]
- ・オープニングセレモニー
- ・夜の動物園
- 日時:10月18日(土曜日)
- ・長谷川隆子 パフォーマンス
- 日時:10月25日(土曜日)・26日(日曜日)
- ・とべ動物園の日
- 日時:10月26日(日曜日)
- [県総合運動公園ゾーン]
- ・食のプログラム
- 日時:10月19日(日曜日)、11月2日(日曜日)
- ・チーム ダン パフォーマンス、ワークショップ
- 日時:10月26日(日曜日)、11月3日(月曜日・祝日)
- [えひめ森林公園ゾーン]
- ・廖 元瑄 × 南和部落(リャウ ユェン シュエン×ジョルアラジョ)ワークショップ
- ・第76回全国植樹祭200日前記念「えひめ山の日の集い」
- 日時:10月25日(土曜日)
サテライト会場
(1)今治市エリア- [丹下建築ゾーン]
- ・矢内原美邦 高橋啓祐(off-nibroll) パフォーマンス
- ・海×アートマルシェ ひびのこづえのワークショップとダンス
- ・ぼくらのTangepark
- 日時:10月26日(日曜日)
- [里山ゾーン]
- ・Fc今治高等学校里山校 Music Classパフォーマンス
- 日時:10月18日(土曜日)、26日(日曜日)
- ・Fc今治ホームゲーム
- 日時:10月19日(日曜日)、11月2日(日曜日)
- ・Tiny Garden Festival Asics Satoyama Stadium 2025
- 日時:10月25日(土曜日)・26日(日曜日)
- [砥部ミュージアム通りゾーン]
- ・作品展示(5作品)
- 日時:10月18日(土曜日)~11月3日(月曜日・祝日)
- ・秋の砥部焼まつり
- 日時:11月1日(土曜日)・2日(日曜日)
- [小田ゾーン]
- ・井口 梓 作品展示
- 日時:10月18日(土曜日)~27日(月曜日)
- ・おだのれんのれんず
- 日時:10月18日(土曜日)~11月3日(月曜日・祝日)
Topics.1:若きアーティストが集結!「えひめ愛顔の子ども芸術祭2025」


子どもたちのアート作品展示やパフォーマンス発表、来場者参加型のさまざまなワークショップ等、多彩なプログラムが繰り広げられます。
- 日時:10月18日(土曜日)~11月3日(月曜日・祝日)※10月20日(月曜日)・27日(月曜日)は休園
- 開催場所:えひめこどもの城
Topics.2:障がいの有無問わず参加可能!「パラアートえひめ2025」

「瑞宝太鼓」の愛媛公演や、とべもり+エリア飲食店等への作品展示、石村嘉成さんとネクストアーティストによる制作活動披露など、パラアートを体感できるイベントが盛りだくさんです。
詳細はコチラ!
「art venture ehime fes 2025」を一緒に盛り上げましょう!

[注目ビト]
「art venture ehime fes 2025」参加アーティスト
落合陽⼀ x 笹村⽩⽯建築設計事務所
笹村 佳央(ささむら よしひろ)さん(写真左)
一級建築士の笹村さん(左)は令和5年に、一級建築士の白石洋子さん(右)とともに「Xsa笹村白石建築設計事務所」を松山市内で設立。東京、神奈川、神⼾、⻑野で住宅・店舗・インスタレーションなどのプロジェクトを進⾏しています。
Noiz在籍時には、⼤阪・関⻄万博のシグネチャーパビリオン「null2」で、プロデューサー落合陽一さん(中央)とコラボレート。「art venture ehime fes 2025」でも3人のコラボレーションが実現し、注目を集めています。
撮影場所/⼤阪・関⻄万博シグネチャーパビリオン「null2」前
アートフェスをきっかけに新しい発見を見つけてください
「art venture ehime fes 2025(以下、アートフェス)」のアーティスト公募に応募したきっかけは、今回の取り組みが令和10年に開催される国⺠⽂化祭にもつながるのではないかと感じたから。また展示予定地の県総合運動公園には古墳群(古代の森)があり、古墳で鏡⾯の作品をつくりたいという思いもありました。
アートフェスでは、1,500年の時を越え、古代の森に現れる鏡が空や⽊々、⼈々を映し、それらを波紋のように揺らめかせる作品を落合さんと一緒にプロデュースします。⼦どもたちは「⽔の上を歩く」ような体験をしたいと考えることがあると思いますが、⼤⼈になった僕たちが「次世代の⼦どもたちの原体験として、夢を叶えてみたい」という思いで設計しました。多くの⼈に訪れていただき、アートに興味を抱いてもらえたらうれしいです。アートと聞けば、瀬戸内国際芸術祭のイメージが強いかもしれませんが、愛媛も負けないものを持っています。しかしその魅力が知られていないことが多い。アートフェスをきっかけに、新たな発見につながるといいなと感じています。そのためにも、僕たちアーティストがお力になれることがあれば、気軽に声をかけてください。まずは、アートフェスを⼀緒に盛り上げていきましょう!
- 問い合わせ:「art venture ehime」事務局((株)Nino)
- 電話:089-995-8783
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