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性的マイノリティへの理解を深めましょう

ページID:0007669 更新日:2023年7月11日 印刷ページ表示

 LGBTQ(同性愛、性別違和等)などの性的マイノリティの人々の個性は、誰もが自分らしく幸せに生活するために尊重されるべきものです。徐々にその理解は広がっていますが、依然として、偏見や差別により精神的苦痛を受け、生活上の困難や苦しみを抱えている人々が少なくありません。

性的マイノリティとは
性をめぐって社会的に差別されるおそれのある人々の総称をいいます。全体的にみて少数であることから、性的マイノリティ(少数者)といわれています。

 県では、県民一人一人が性的マイノリティについて正しく理解し、差別や偏見の解消が図られるよう、啓発冊子の作成・配布、人権啓発講座・理解促進セミナーの開催のほか、人権啓発イベントでも人権課題として取り上げるなど、積極的な啓発活動や当事者支援に努めています。

LGBTQを知っていますか?

 LGBTQは、マイノリティの属性や人を表した言葉の頭文字をつなげたもので、様々な性的マイノリティを表す総称として使われています。

表1

性的指向

レズビアン
【Lesbian】

女性で女性が恋愛対象である人。女性の同性愛者。

ゲイ
【Gay】

男性で男性が恋愛対象である人。男性の同性愛者。

バイセクシュアル
【Bisexual】

男性も女性も恋愛対象になり得る人。両性愛者。

性自認

トランスジェンダー
【Transgender】

身体の性に違和感を持つ人。
心の性と一致する性で生きたいと思う人。

クエスチョニング
【Questioning】

自分自身の性別について、決められない、分からない、決めない人。

  • 性的指向【Sexual Orientation】:自分にとって、恋愛や性愛の対象となる性別は何かということです。
  • 性自認【Gender Identity】:自分自身が自分の性をどう捉えているかということです。

 そのほかにも、様々なセクシュアリティ(性のあり方)の人がいます。

  • Asexual(アセクシュアル):男性、女性のどちらにも恋愛(性愛)感情を抱かない人
  • Xgender(エックスジェンダー):男性、女性のいずれかとは明確に認識していない人 など

カミングアウトされたらどうしますか?

カミングアウト(Coming out)とは

 秘密にしていたことを打ち明けたり、LGBTQ等であることを告白することを指します。

カミングアウトされたら、まずは本人の気持ちや思いを大切にして話を聴きましょう。

そして、例えば、次のように接してみてはどうでしょうか。

  • 無理に気遣ったりするのではなく、自然で素直な気持ちを伝える。
  • 打ち明けてくれたことに「ありがとう」と伝える。
  • ありのままを受け入れ、支える姿勢を伝える。など

カミングアウトをするのは、あなたが信頼されているからです。打ち明けた人を傷つけず、愛情を持って受け止められるよう、普段から性の多様性について理解を深めておくことが大切です。

アウティングは絶対してはいけません!

アウティング(Outing)とは

 本人の許可(同意)なく、LGBTQ等であること(性的指向・性自認)を他人に暴露することをいいます。

アウティングはなぜいけないのでしょうか

  • 性のあり方は、重大な個人情報です。本人の許可(同意)なく、他の人に知らせることは(噂話、陰口、詮索、ネットへの書き込みなども同様です。)、プライバシーの侵害に当たります。
  • アウティングにより、本人が職場や学校等で居場所を失い、偏見や差別につながることもあります。また、本人のメンタルヘルスの悪化や自死につながることもあります。

性のあり方を他人に知られたくない人にとって、アウティングは重大な人権侵害です。本人の了解なしに、決して他人には話さないようにしましょう。

当事者支援

LGBT等に関する電話相談・面接による相談・意見交換会についてはこちらです。

愛媛県庁/LGBT等に関する電話相談・面接による相談・意見交換会を実施しています

性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律の施行について

性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解増進に向けて、令和5年6月23日、「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」が公布、施行されました。

この法律は、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解が必ずしも十分でない現状に鑑み、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の推進に関し、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の役割等を明らかにするとともに、基本計画の策定その他の必要な事項を定めることにより、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性を受け入れる精神を涵養(かんよう)し、もって性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に寛容な社会の実現に資することを目的としています。

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