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ロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議
第378回(令和4年2月)定例会
提出議案【議員提出の部】
ロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議
2月24日、ロシア軍はウクライナへの侵略を開始し、翌25日には県内企業が保有する貨物船がウクライナ沖でミサイルの砲撃を受ける事案も発生するなど、戦争はウクライナ全土へと広がっており、ロシアの力による一方的な現状変更を試みる行為は、戦後の国際秩序の根幹を脅かすものであり、断じて容認することはできない。
本県では、日露戦争時のロシア兵墓地の清掃奉仕活動やオレンブルグ州との文化・スポーツ交流など、ロシアと草の根での友好交流活動を長く続けているが、プーチン大統領は核兵器の使用も示唆しており、唯一の被爆国日本の世界の恒久平和を願う気持ちを踏みにじるものである。
よって、愛媛県議会は、ロシアに対し、一連の侵略行為に抗議と非難の意を強く表明するとともに、即時に攻撃を停止し、完全撤退することを求めるものである。
また、国においては、国際社会と緊密に連携し、あらゆる外交手段を駆使して、ロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現に全力を尽くすことを強く要請する。
さらに、在留邦人の安全確保に取り組むとともに、国民生活への影響を最小限に抑えることを強く要請する。
以上、決議する。
令和4年3月2日
愛媛県議会