昨今のお米の価格高騰に便乗した詐欺サイトに関する相談が複数寄せられています。注文したお米が届かないことや、販売サイトと連絡が取れなくなる事例もあります。
相談事例
- 先日、ネットでお米を検索していたら、格安で販売しているサイトを見つけたのですぐに注文した。支払いは銀行振り込みのみだったので、銀行振り込みで支払った。その後、業者から品切れの連絡があり、電子マネーでの返金を案内され、登録などを行ったが、返金されない。購入したサイトはすでに無くなっている。
- インターネットで米を販売しているサイトを見つけたので、クレジットカード支払いで注文した。後日テレビで、私が注文したサイトと同じサイトが「詐欺サイト」として注意喚起されていた。
注意点
- 価格が不自然に安い販売サイトには注意してください。
- 詐欺サイトは、日本語が正しく表記されていない、事業者の名称、住所等が表記されていない場合が多いです。
- 問い合わせ先のメールアドレスがフリーメールである場合や、問い合わせ先の電話番号が通じないこともあります。
対処法
- 事業者の名称、住所や電話番号などの連絡先をインターネット検索で調べ、不審な表示がないかよく確認しましょう。
- 事業者の連絡先が明確に表記されていないサイトや、無関係の事業者情報などの虚偽の情報が記載されているサイトは利用してはいけません。
- 不審なサイト上でクレジットカード情報を入力してしまった場合には、クレジットカード会社にも連絡しましょう。
- 注文したお米が届かない、またはお米以外の荷物が届いたなど、トラブルに遭ってしまった場合には、最寄りの消費生活相談窓口へ相談しましょう。
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