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知事に寄せられた提言(5年5月)

ページID:0015179 更新日:2023年6月16日 印刷ページ表示

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令和5年5月の主な提言

  1. えひめ森林公園「木漏れ陽のセラピーロード」(仮称)の構築について
  2. 自治会の現状と今後の地域の防災への取り組みについて
  3. 学校で自由に欠席扱い無く休める日について

1 えひめ森林公園「木漏れ陽のセラピーロード」(仮称)の構築について

提言

 「えひめ森林公園」は開園から40年を迎えました。その景観と優れた自然環境や立地条件等から、多くの県民に親しまれる存在になっています。また、近年では人々の自然との共生意識の高まる中、そのニーズも多様化しており、より一層快適で、より一層楽しく自然と親しむ癒しの空間となるべき施設として下記のとおり、「木漏れ陽のセラピーロード」(仮称)の施設構築を要望いたします。

1 内容
 既設遊歩道「眺望コース」の一部区間を利用して「木漏れ陽のセラピーロード」(仮称)を構築する。
2 目的
 えひめ森林公園」をより一層自然と親しみやすい癒しの空間としてのニーズに呼応した施設として構築する。
3 施工概要
 (1)施設遊歩道:「眺望コース」の一部区間に「木材チップ」を敷き詰める。
 (2)施工区間:第一林間広場下方の既設遊歩道「眺望コース」のうち第一林間広場の範囲上部から下部までの約200mの区間。
4 その他予想される付帯作業
 (1)第一林間広場から「木漏れ陽のセラピーロード」(仮称)への接続道の新設
 (2)「木漏れ陽のセラピーロード」(仮称)区間の樹名板取り付け等の整備
 (3)パンフレット等への紹介

回答

 御記載いただきましたとおり、えひめ森林公園は、昭和59年の開園以来、都市近郊型の森林公園として、豊かな自然環境の中で多くの県民の皆様に、森林とのふれあいを通じて、自然に親しみ森林に対する理解を深めていただいております。
 一方、開園から39年が経過し、園内施設の老朽化が進んでいることから、森林公園の一層の魅力向上と来園者の利便性向上を図るため、令和4年度及び5年度の2年間で大規模な再整備を行っているところです。
 御提案いただきました既設遊歩道「眺望コース」への木材チップの敷設による「木漏れ陽のセラピーロード(仮称)」の整備等につきましては、現在、整備の計画にはございませんが、遊歩道の傾斜等の地理的条件や、施工及び管理に要する経費などを踏まえて、検討してまいりたいと考えております。
 また、樹木銘板の設置につきましては、公園内の既設の銘板も含めて、来園者の皆様により分かりやすく御案内できるよう、当公園をフィールドとしておられる森林ボランティア団体とも連携して整備してまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

2 自治会の現状と今後の地域の防災への取り組みについて

提言

 現在の現状として地域での自治会では年々高齢化が進んでおり、壮年期の皆様の参加が減っている現状にあります。アパートやマンションなどに住んでいる人の中には、その建物の管理組合だけと交流して地域の自治会に参加してない人もいます。地域防災の観点から考えると平常時から家庭で個別の避難行動計画を作成して非常持ち出し袋または避難所までの順路の確認に努めて災害発生時には救援要請が殺到して自分のいる地域には救護支援が遅れる事があるので平常時からご近所の皆さんとより良い関係でいることも大切です。防災及び減災には事前に知識を蓄えて実践して確認する事は大事なことです。自主防災組織委員や自治会の運営管理者の皆様はお年寄りの人が多数を占める事となっています。今はデジタル田園都市国家構想【デジタルを活用して地方の個性を活かしながら社会課題の解決】が推進され、防災や減災対策についてもインターネットを使えば地域の必要な資料は揃うのですが、すべての人がネット環境を使い目的に合わせて検索してきちんとした情報を観て活用する事はまだまだ出来ていません。昔からのやり方言葉で丁寧に説明していくしかないと思います。現状を変える提案として地域の防災対策においては、元気なお年寄りの活躍ももちろんですが、小学校低学年から中学生のお子様をお持ちの壮年期の人に、地域の防災について理解して知ってもらうことは重要な事と捉え、次にあげる事を提案します。
・教育委員会を通じて学校に協力してもらい春休み、夏休み、冬休みなどに、地域の防災について学ぶ登校日を作り、親子で参加して頂き地域の防災や減災についての話しや実演講習に親子で参加してもらえるようにする。このようにする事により得られる可能性がある効果とは、教育委員会や学校、ご父兄の皆様と連携する事により、平常時から教職員の人にも、災害に対する愛媛県の取り組み方が示され、消防士の人や防災の専門家が、より説明に創意工夫して、児童生徒さんや親御さんにも分かり易い説明が期待できます。また、運動場や体育館などの施設で開催できれば、一度に大勢の人が地域の防災について学ぶことが出来、減災対策に繋がります。親子で参加する事で、家庭においても防災対策について話す機会が増え、地域の防災について日ごろから家族で関心を持ってもらえる効果を期待できます。愛媛県全域の発展を願い、御熟慮の程お願い申し上げます。

回答

 災害の発生時には、自治会や自主防災組織による「共助」が大きな役割を果たすことから、県では、地域の防災活動の中心的役割を担う防災士の養成やその活躍促進に市町と連携して取り組んでいるほか、御提案いただいた小学校と連携した取組としては、小学生の児童を対象とした「防災みきゃん教室」や「小学生防災学習コンクール」を実施しており、学校や御家庭で防災学習に取り組んでいただくことで、学校関係者や保護者も共に学びながら、広く県民の防災意識の醸成に努めております。
 また、県教育委員会に確認しましたところ、「学校が家庭や地域、自主防災組織等と連携して、合同の防災訓練を行ったり、防災マップの作成や防災キャンプの開催を行ったりする「学校防災教育実践モデル地域研究事業」を実施し、その結果を愛媛県教育委員会ホームページで公開して広く啓発に努めるなど、地域と連携した防災教育の推進に努めております。」とのことでした。
 今後とも、関係機関と連携した様々な取組を通じて、御提案の趣旨も踏まえながら、地域における防災活動の一層の活性化に取り組んで参りますので、御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

3 学校で自由に欠席扱い無く休める日について

提言

 私の両親は自営業をしていて大型連休や祝・土日は仕事で平日が休みです。なので家族旅行は指数えるほどです。両親の休みに合わせて休むと学校では欠席扱いになるので通信簿に「欠席」というふうに書かれ、内心等にもひびいてしまいます。そこで中村知事にお願いがあります、学校で1年に3日ほど自由に日を選んで欠席扱い無く休める日を作ってほしいのです。愛知県でこのような政策があるようです。ぜひ愛媛県でも同じような政策があってほしいです。

回答

 御意見に関しまして、県教育委員会に確認しましたところ、
「御提言の件ですが、欠席扱い無く休める日については、文部科学省通知において『教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくてもよいと認めた日』となっており、高校入学や就職のための試験等が該当します。
 また、『学校の教育活動の一環として児童生徒が運動や文化などにかかわる行事等に参加したものと校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすることができる』こととなっており、各学校においては、部活動の大会参加等については欠席ではなく出席扱いとし、児童生徒個々の状況に応じた学びを保障しているところです。
 このように、出欠席の扱いについては、校長の判断となりますが、児童生徒の学びの保障という観点から、家族旅行については基本的には欠席となります。
 なお、愛知県が取り組んでいる「ラーケーションの日(校外学習活動の日)」については、保護者等とともに、校外で体験や探究の学び・活動を、児童生徒が自ら考え、企画し、実行することができる自主学習活動として設定しており、保護者が学校に届け出ることで、年間3日まで認められる制度であり、『教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくてもよいと認めた』日となるとのことです。
 愛知県のような制度の導入については、現段階では考えておりませんが、今後も、国や他県の動向を注視してまいります。」
とのことでした。


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