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海洋ごみがもたらす未来を変えよう!

ページID:0009855 更新日:2023年10月5日 印刷ページ表示

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数年後の未来はこうなる

プラスチックごみの影響で海の生き物がピンチに

私たちとたくさんの生き物が共有する美しい海。しかし、私たちの生活で生み出すプラスチックごみが、海洋生物に深刻な影響を及ぼしています。海洋プラスチックのおよそ7割から8割は私たちの生活で発生したペットボトルやビニール袋などの家庭ごみです。街中でポイ捨てされたり、風で飛ばされたりしたごみが、水路や川を伝って海に流れ出ています。海に流れ出たプラスチックは自然には分解されにくく、海底に沈んだり、紫外線や波の衝撃によって破損を繰り返しマイクロプラスチックと呼ばれるほどに小さくなったりしながら、海中や海岸に残り続けます。また、海洋プラスチックごみを海洋生物がエサと間違えて食べるなど、生態系にも影響を及ぼしています。

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漂着プラスチックごみ実態把握調査結果

  • 調査の結果、漂着ごみは、プラスチックや発泡スチロールがほとんどで、中でも、飲料用ペットボトルや食品トレーなどのプラスチック類が大部分を占めており、日常生活から出たごみが、山や町から川などを通じて、海へ流れたものと推測されました。
  • 海洋プラスチックごみは、その多くが私たちの生活や事業活動から出たごみが、直接、または川などを通じて海に流れこんだものです。
  • プラスチックは小さくなると回収ができなくなるため、川や海へ流出しないようにプラスチックごみを回収すること、流出してしまったごみをマイクロプラスチックになる前に回収することが重要です。

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2050年の海はプラスチックごみだらけに

現在世界の海に漂う海洋ごみの量は、総計約1億5,000万トン(※)に達しているといわれています。そしてこの瞬間もどんどん増え続けており、何もしなければ、海洋ごみは増加の一途をたどっていきます。このペースで進めば、2050年には海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回ると予測されています。
※参考:WWFジャパンWebサイト「海洋プラスチック問題について」、Mckinsey & Company and Ocean Conservancy(2015)

海洋プラスチックごみが増えることにより、私たちの生活に様々な影響が考えられます。もしかすると下のような未来がおとずれるかもしれません。

お寿司が食べられない?の画像釣れる魚がいない?の画像水族館に魚がいない?の画像海水浴ができない?の画像魚が飼えない?の画像思い出がつくれない?の画像

 大切なのは、正しい知識でリスクを確認し、私たちひとり1人が海を守るためにできることを行動にうつすことです。日常が壊れるその前に。

私たちにできること

深刻化する海ごみ問題に関して私たちにできることは何があるのでしょうか?海を守るためにもまずはできることからはじめて見ませんか。
知ろう!守ろう!えひめの海~プラごみ問題ガイドブック~[PDFファイル/5.21MB]

買い物はエコバッグを使うの画像出かける時は マイボトルを持って行くの画像ブラスチック製の ストロー・スプーンは もらわない!の画像ポイ捨ては しない!の画像ごみは持ち帰るの画像詰め替えの 商品を選ぶの画像
ごみは分別して 捨てるの画像地域の清掃活動に 参加するの画像海や海の生き物について学ぶの画像

循環型社会構築四国連携協議会とは

循環型社会構築四国連携協議会とはの画像循環型社会構築四国連携協議会は、四国の4つの県が協力して、循環型社会を築くために、循環資源の有効な利用や廃棄物の適切な処理、環境に優しい
商品の使用を進めることを目的につくられた協議会です。
四国4県は海に囲まれており、プラスチックごみなどによる海洋汚染は、海と沿岸の環境だけでなく、水産業や観光業にも大きな影響を与えています。
また、海洋ごみのうち約8割は陸地から流れ込んでいるとされていて、陸域由来の海洋ごみの削減が各県で共通の緊急の課題となっています。
このため、四国4県が連携して陸域由来の海洋ごみ削減に向け啓発事業を実施することとなりました。

解決策や取り組みについて

四国4県の取り組み

徳島県の 取り組みの画像

香川県の 取り組みの画像

愛媛県の 取り組みの画像

高知県の 取り組みの画像

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