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人と動物が共生する豊かな地域社会づくりのために

ページID:0002385 更新日:2020年2月17日 印刷ページ表示

犬や猫などの動物は、人の生活に癒しや安らぎを与える存在です。その反面、動物の存在が原因となって地域でトラブルが発生し、保健所に苦情が寄せられる例も多く発生しています。

動物は飼い主が愛情をもってしっかり管理しましょう。

動物による危害を防止するために

No!むだ吠え

近隣住民からの苦情で最も多いのが「鳴き声」です。昼夜を問わないムダ吠えなどは、しつけ不足やストレスによることが多いと考えられますが、吠える原因を見つけて対処するようにしましょう。

動物の健康が原因となって吠える場合もあります。体の状態、行動、元気、仕草など、見た目や動きに異常はありませんか?食欲や食べる量、飲水量に異常はありませんか?毎日よく観察して、早く異常を見つけることが大切です。

ペットは痛みがあっても話すことができません。むしろ、ぎりぎりまで具合が悪いことを隠そうとします。ペットの具合が明らかに悪そうなときには、病気はかなり深刻な状態になっていると考えなくてはなりません。毎日の世話と観察で異常を見つけたら、様子を見るようなことはしないですぐに動物病院を受診しましょう。

また、散歩などにより適度な運動をさせ、ストレスを解放してあげることも大切です。

まもれますか?ペットの健康と安全の画像

「まもれますか?ペットの健康と安全」(環境省HP)<外部リンク>

No!犬の放し飼い

世の中には犬が苦手な人もいます。放し飼いは、咬みつき事故や交通事故の原因となり危険です。犬は必ず繋いで飼い、首輪がゆるくなって抜けやすくなっていないか、破損していないか確認しましょう。

「うちの犬はおとなしいから…」「散歩のときだけ…」「朝、夜だけ…」といって放し飼いをしたり、ノーリードで散歩をしてはいけません。

愛犬が迷子になってしまったり、道路に急に飛び出して自動車にはねられたりするかもしれません。

No!ふんの放置

犬や猫のふんで迷惑を受けている人は少なくありません。他人の動物のふんを始末することは不愉快なものです。逆の立場になって考え、飼い主が必ず責任をもって始末するようにしましょう。

散歩の前に自宅でトイレをすませるようにしつけてみませんか?あなたと愛犬の散歩がより楽しいものになります。

 

 飼い犬が地域社会に受け入れられるためにも、飼い主はきちんとルールを守りましょう。動物の習性や子犬のしつけについて、「愛媛県動物愛護センター」では定期的に講習会等を行っていますので、一度見学してみてはいかがでしょうか。

動物は愛情をもって終生飼育しましょう

生まれてくる命すべてに責任を持てますか?

動物は自分で繁殖をコントロールすることはできません。無計画な繁殖は世話が行き届かなくなるなど、ペットの健康や生活環境の悪化にもつながります。

オスとメスを別に飼ったり、不妊去勢手術等により、飼い主が繁殖をコントロールするようにしましょう。

捨てず増やさず飼うなら一生

「捨てず増やさず飼うなら一生」(環境省HP)<外部リンク>

動物は飼い主がたよりです

花火の音に驚いて愛犬が行方不明になってしまったなどの問い合わせが保健所にも寄せられています。…ペットは住所も名前も言えません。不意の場合にも愛犬が無事帰ってこられるよう、所有者明示をしましょう。

鑑札

犬の場合、鑑札、狂犬病予防注射済票を首輪等に着けることは飼い主の義務です。災害時に愛犬と一緒に避難した場合にも、狂犬病予防注射をしていることが一目で分かり、周囲の人にも理解してもらいやすくなります。

迷子札

飼い主の氏名、電話番号等の連絡先を記入した迷子札を付けることも有効です。首輪とは別に迷子札を付けた首輪を着けていれば、首輪が抜けた場合にも安心です。

迷子札

マイクロチップ

マイクロチップは脱落等の恐れがなく、所有者明示に確実性があります。詳しくは、お近くの動物病院にご相談ください。

マイクロチップ画像

マイクロチップ

「マイクロチップはペットとあなたを結ぶ絆です」(環境省HP)<外部リンク>

飼い猫の室内飼育をしましょう

猫がかわいそう?

猫にとって外飼いは、

  • 他の猫とのけんかでけがをしたり、伝染病に感染する危険がある。
  • 交通事故に遭うかもしれない。
  • 新たな命が生まれてしまうかもしれない、

というように、飼い猫にとって外の社会には危険がいっぱいです。また、近所にフン尿等をして、地域社会に迷惑をかけてしまっているかもしれません。

室内では運動不足になり可哀そうと思う人がいますが、上下運動できる環境を作ってあげ、飼い主が適切に遊んであげる、といった対策で十分解消できます。

知ってほしい!!猫の繁殖

猫は交尾をすれば高い確率で妊娠します(交尾排卵)。年に2~3回、3~6匹もの子猫を10年近くの間生み続けます。また、生まれた子猫は約1年で妊娠可能となり、放っておくとねずみ算式に増えてしまいます。生まれた子猫が飼えないなら、繁殖制限は飼い主の責任です。また、メスは不妊することで生殖器官の病気にかかりにくくなり、オスは去勢することで本能が抑えられ穏やかな性格になると言われています。

繁殖制限

「あなただけにできること-動物の繁殖制限-」(環境省HP)<外部リンク>

地域猫活動を知っていますか?

地域猫活動とは、地域住民が中心となって飼い主のいない猫(野良猫)を管理する活動です。ルールに基づいて給餌やトイレ等を管理し周辺環境を美化させ、また、不妊去勢手術によって、猫の数を増やさず天寿を全うさせ、数を減らしていこうとする活動です。

詳しくは「地域猫活動について」をご覧ください。


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