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避難所における新型コロナウイルス感染症対策について
災害発生時の避難所における、新型コロナウイルス感染症を含む感染症の感染拡大防止のため、県民の皆様には次の点についてお願いいたします。
1.避難先を事前に検討してください。(分散避難)
「避難」とは、「難」を「避」けることであり、安全な場所におられる人は避難所に行く必要はありません。
避難所が過密状態になることを防ぐため、事前にお住いの状況等について災害リスク等を再確認し、ご家族とも事前に避難先について十分話し合ってください。
(例)
- 可能な場合は親戚や友人の家への避難
- 状況によってはホテル等の活用
- 車による高台避難
- 自宅2階への垂直避難等
関連リンク
- 避難行動判定フロー(内閣府ホームぺージ)<外部リンク>
- 新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた災害時の避難「知っておくべき5つのポイント」(内閣府(防災担当)・消防庁作成)[PDFファイル/763KB]
2.避難を躊躇しないでください。(迅速避難)
感染症等を恐れ、漫然と避難しないという選択をしないよう、自らの災害リスクを再確認し、気象情報や市町が発令する避難情報等に注意して、早めの避難など命を守るために必要な行動をとることを最優先してください。
3.衛生用品を持って避難してください。(衛生用品の持参)
避難所では、マスク等の衛生用品が不足する恐れがあります。避難する際は、「マスク」、「アルコール消毒液」、「体温計」などの衛生用品の持参に努めてください。
マスクを持っていない場合は鼻と口を覆うことができるタオルや手ぬぐいを、また消毒液を持っていない場合はウエットティッシュなど、代用品の持参をお願いします。
4.避難所での衛生管理を徹底してください。(衛生管理の徹底)
ご家庭での感染症対策と同様に、避難所内でも、手洗い、手指消毒、咳エチケット等を徹底する必要があります。
避難所では、マスク着用を含め、運営者が求める感染症対策にご協力をお願いします。
5.避難所での体調管理をお願いします。(体調管理)
避難所に入所する際に少しでも発熱や咳等の症状が出ている場合には、直ちに運営者に申告し、指示を受けてください。
避難生活中も定期的に体温を計測するなど、自らの体調を継続的にチェックするとともに、発熱や咳等の症状が出た場合には、直ちに運営者に申告し、指示に従ってください。
大規模災害時には多くの方々が避難所生活を強いられ、避難所では感染症のリスクが高まります。
また、避難所における良好な生活環境の確保は、災害関連死等を防ぐためにも重要なことです。
県民の皆様のご理解ご協力をお願いいたします。