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愛顔のえひめ(令和3年5月号)

ページID:0016574 更新日:2021年5月2日 印刷ページ表示

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「シェア・ザ・ロード」って何?


歩行者・自転車・自動車が

お互いを思いやり、安全・快適に道路を共有すること!

 愛媛県警が毎年発表している「交通事故統計」によると、県内の交通事故件数は年々減っています。令和元年には72年ぶり(昭和22年)に50人未満へ減少し、最少となりました。県民みなさんの安全運転による努力の賜物です。
 しかし、気になるデータもあります。自転車乗車中の交通死亡事故について、令和2年は9件発生し、令和元年から5件増加。事故の原因別発生状況では、交差点で左右の安全確認ができない出会い頭事故がもっとも多いというのです。自転車も自動車も「自分が先に」という気持ちが先走り注意を怠ってしまうという、他者への配慮のなさの結果といえるのかもしれません。
 交通事故を減らすため、私たちに何ができるのか?県では、歩行者・自転車・自動車それぞれの立場への「思いやり」の心をもつことがカギになると考え、「シェア・ザ・ロード」の精神を呼びかけています。「シェア・ザ・ロード」とは、歩行者、自転車、自動車がお互いの立場を「思いやる」気持ちを大切にし、道路を安全・快適に共有すること。この精神を「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」の基本理念として、交通安全活動を推進しています。
お互いを思いやり、安全・快適に道路を共有すること!の画像
自転車乗車中の事故

自転車は左側の車道走行が原則!矢羽根型路面表示とブルーライン

「シェア・ザ・ロード」を実践する「走ろう!車道運動」実施

 車道の路肩部にある青色の矢印をご存知でしょうか?この矢印は、自転車の通行位置と方向を示す「矢羽根型路面表示」。自転車は車道走行が原則です。矢羽根の向きに沿って車道の左側を通行しましょう。また、サイクリングの道しるべ「ブルーライン」も自転車の車道走行を明示しています。県では、愛媛全体をサイクリングコースに見立てた28コースを設定。目的地へ誘導するとともに、コース案内板や注意喚起看板を設置するなどしてサイクリング環境の整備も行っています。
 自転車を利用するみなさん、歩行者や自動車を思いやり、「走ろう!車道運動」を実践しましょう!
矢羽型路面表示とブルーライン

事故を起こしたら、高額賠償が命じられるかも…「自転車保険」に加入しましょう!

愛媛県の条例により、県内の自転車利用者は自転車保険への加入が義務化されています。保険に加入していないと条例違反となるうえ、事故で相手にケガをさせた場合、大きな責任を問われるかもしれません。あなたにも起こりうる“もしも”に備えて自転車保険に加入しましょう。
こんな「もしも」が起こるかもしれません!

 

TOPICS-1:自転車事故の防止を目指す「交通安全サポーター事業所」募集中

 

愛媛県思いやり1.5m運動協力事業所
「思いやり1.5m運動」を従業員に呼びかけませんか?応募いただいた事業所および従業員のみなさんには「運動ロゴマグネットプレート」を無償配布します。
主な活動内容:従業員に対する運動の周知などに関する教育…など

愛媛県自転車乗車用ヘルメット着用推進事業所等
「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」において、「道路において自転車に乗るときは、乗車用ヘルメットを着用すること」と規定。応募いただいた事業所・団体には広報啓発活動における資料の提供などを行います。
主な活動内容:自転車乗車用ヘルメット着用などに関する広報啓発の実施…など

 

TOPICS-2:「横断歩道 止まろうキャンペーン」を実施中!

 

愛媛県警では「まじめ えひめの 停止率」として、横断歩道の停止率を「全国平均」にまで向上させることを目的に、さまざまな取組みを行っています。横断歩道にさしかかったドライバーは「減速(原則)」「よく見て」「止まる」の徹底を!歩行者も正しい安全な横断を心がけましょう。

安全な登下校の伝統を創る。

注目ビト|安全な登下校の伝統を創る。

[注目ビト]
令和2年度高校生自転車交通マナー向上対策事業実践指定校※
愛媛県立松山南高等学校 教諭

清川 的(きよかわ かなめ)さん

生徒たちの自転車交通マナー向上を目的として交通委員会を組織し、指導にあたっている清川先生。委員を務める3年生の生徒たちと一緒に(左から、角川陽大さん、難波和佳奈さん、圡野遥香さん、渡辺彩音さん)。4人は「危険箇所を予め知っておくことは大事。普段から気をつけるようになりました」と声をそろえます。

※県立高校の自転車通学生を主な対象として、「シェア・ザ・ロード」の考え方に沿った交通安全教育を強化し、交通ルールの遵守や自転車交通マナー向上を目指す県の事業。この取組みにより、自転車が関与する事故の防止を図ります。

生徒たちと一緒に交通マナー向上に取組む

 昨年度、松山南高は「高校生自転車交通マナー向上対策事業」の指定校となり、交通委員の生徒たちと一緒に交通マナーを高める啓発活動を行いました。大きな取組みとしては、前期に危険箇所マップ、後期にサイクリングマップの作成と発表。危険箇所マップは委員たちが登下校時に危険と感じた場所を撮影し、なぜ危険なのか解説しました。サイクリングマップは自転車の楽しさを知ってもらうことが目的で、学校が指定したコースを委員たちが自転車で走り、発見した見どころを解説しています。
 南高生の事故が特に多いのは、自転車通学に慣れない1年生が多い4月と、夕暮れが下校時と重なる10~11月。取り組んで半年経った昨年秋の事故数は例年の半分ほどで、危険箇所マップによる啓発の成果を実感しました。今年度は県警が発表している交通事故マップとわが校の危険箇所マップを比較し、自分たちが意識していない場所でも、どんな危険が潜んでいるかを検証する予定。生徒自らが“生きた教材”を作成し、バージョンアップしながら後輩へ引き継いでいく流れをつくってもらいたいです。


  • 問い合わせ:消防防災安全課
  • 電話:089-912-2321

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