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認知症高齢者グループホームの紹介:Gグループホーム
Gグループホーム
~安全と健康を守る~
自分で安全確保や健康管理が困難になりつつある利用者をどう支えるかは大きな課題です。
ややもすると、ケアを行う側から見ての危険や不穏状態に対しての対策がとられがちです。例えば、徘徊があれば鍵をかける、転倒の危険があれば動けなくする、異物を口に入れる場合は何も置かないなど。
それらが結果として、利用者本人のストレスとなり、認知症の悪化や身体機能の低下などを誘発しやすくなると思います。
一見危険に見える行動や不穏状態の背景をひもとくと、利用者本人にとっての安心する場所がなかったり、心身の力を発揮できる場面がなかったりする場合が多く見られます。
このため、サービスを提供する側の、安全や健康管理への対策が、利用者本人の思いに沿えるよう、グループホームでの日々の暮らしの中で、何が心地よくて、何が不快なのかを把握するよう努力することが大切だと思っています。
安全と健康を守るためには、ストレートな対策よりも、時間をかけて、利用者本人やご家族と、またスタッフ同士などで、利用者本人にとっての最善の対策を考え、小さな気づきから解決を積み重ね、利用者と共に喜べる成果が求められています。
また、適切な時期に医療が受けられ、体調管理や急変などへの対応を行い、普通の暮らしが送れるよう支援していきたいと思っています。
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