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認知症高齢者グループホームの紹介:Cグループホーム
Cグループホーム
~これまでの人間関係の継続~
Cグループホームは街中にありますが、周囲には住宅と学生マンションが多く、静かな住環境です。
利用者名6の方々も街中に住んでいた方が多いですし、今回ご紹介するLさんの自宅は徒歩15分足らずのところです。
グループホームと自宅の中間に行きつけのスーパーや郵便局があり、お友達もたくさんおられるため、入れ替わり立ち替わり来客が絶えません。
なじみの暮らしを継続していくためには、利用者の方がこれまで関わってきた人たちとの交流をいかに続けていくか、それをどう支援していくかということが大きな鍵になってくると思います。
Lさんは短歌が趣味で、町内会の婦人会のお世話もしておられ、ボランティア活動にも積極的に参加される行動的な方でしたので、多くの友人がいます。
そのお友達がグループホームにLさんを訪ねて来てくれます。
自室でお菓子を食べながらコーヒーを飲み、話に花が咲きます。
また、スタッフと散歩がてらに自宅の郵便ポストを覗きに行ったり、庭の草むしりにも帰ります。その時は、近所の自転車屋さんと立ち話をし、2ヶ月に1度は行きつけの美容院へ寄って帰ります。お正月には妹さん宅で3泊4日の外泊をし、温泉にも行かれました。
グループホームに入居した日から特別な生活が始まることのないようにしたい。
なじみの暮らしの継続。
それは、Lさんにとっては、これまでの人間関係を継続していくことでした。
これこそ、その人の暮らし全体を豊かで笑顔の絶えない毎日に、不安のない生活にしていけるのではないかと、Lさんへの支援を通じて、思いを新たにしました。
(注)写真と本文とは関係がありません。
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