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更新日:2022年10月4日
数年後の実用化が控えている「空飛ぶクルマ」は、電動で、垂直離着陸する次世代モビリティであり、人口減少や少子高齢化など、多くの社会課題を抱える地方において、過疎・離島交通、救急医療、災害救助、観光・レジャーなどに大きな役割を果たすとともに、新たなビジネスの創出が期待されています。
愛媛県では、シンポジウムの開催や自治体及び民間事業者等が参画する推進ネットワークの構築など、円滑な社会実装に向けて様々な取り組みを行っています。
多島美を楽しむ海上遊覧飛行や、観光地・都市間の短時間での移動が可能となり、観光振興等の深化が期待できます。
人口減少・高齢化に伴い維持・確保が課題となる交通インフラ、ドローンによる生活物資の輸送手段として活用できれば、住みやすさの向上、持続可能な地域づくりに繋がります。
地球規模の異常気象が生じる中、自然災害が甚大化・頻発化しており、救助や物資の輸送、救急医療で小回りの利くドクターヘリのような活用ができれば、安全・安心の一層の向上に繋がります。
世界各国で空飛ぶクルマの開発・実証が進み、国内でも導入への機運が高まっている中、愛媛県も流れに遅れることのないよう取り組みを進めて参ります。
早ければ2025年を目途に、県内で輸送が開始できるよう誘致等に取り組みます。
2025年の大阪・関西万博が国内での運航スタートであることから、愛媛県では2年後の2027年以降のサービス開始を目指します。
そのために、まずは機運醸成・理解促進、ニーズの把握や関係者の連携強化等に取り組みます。
愛媛県では、物流ドローンを含む空飛ぶクルマの社会実装に向けて、愛媛県での活用の方向性の検討や参画事業所のマッチング等を行う推進ネットワークを立ち上げます。
皆様が空飛ぶクルマの関連ビジネス・事業プレイヤーとしてご活躍いただけるよう、また行政課題である防災や救急医療などへの活用に向けても、ネットワークの場で探っていきたいと思いますので、ぜひご参加をお願いいたします!
1. 開会挨拶(愛媛県副知事 田中 英樹)
2. オープニングトーク
(1)愛媛県における「空の移動革命」実現に向けて(愛媛県政策企画局地域政策課交通政策室長 大澤 彰宏)
(2)空飛ぶクルマの概要と経済産業省としての取組(経済産業省四国経済産業局地域経済部長 熊野 哲也 氏)
講演資料(経済産業省四国経済産業局)(PDF:3,209KB)
3. 「空飛ぶクルマ」VR動画上映
4. パネルディスカッション
演題:愛媛県における空の利活用の可能性について~持続可能な社会と地域産業の振興を目指して~
パネリスト:慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 空飛ぶクルマ研究ラボ 特任助教 中本 亜紀 氏
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 ディレクター 海野 浩三 氏
講演資料(デロイトトーマツコンサルティング合同会社)(PDF:2,650KB)
モデレーター:株式会社日本政策投資銀行 産業経済部 産業調査ソリューション室 産業調査班 調査役 岩本 学 氏
5. 事業者講演
(1)演題:JALエアモビリティ事業の取組み
講師:日本航空株式会社 エアモビリティ創造部 マネージャー 佐々木 康人 氏
(2)演題:「空の移動革命への挑戦」~日本発 空飛ぶクルマと物流ドローンの開発~
講師:株式会社SkyDrive COO兼企画部長 佐藤 剛裕 氏
講演資料(株式会社SkyDrive)(PDF:2,430KB)
(3)演題:次世代テクノロジーで地域社会を救う新スマート物流SkyHub®
講師:セイノーホールディングス株式会社 執行役員ラストワンマイル推進チーム担当 河合 秀治 氏
講演資料(セイノーホールディングス株式会社)(PDF:6,841KB)
6. エンディング(締めあいさつ・アンケート)
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