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「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産暫定一覧表への記載を求める意見書

ページID:0013522 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

第347回(平成28年6月)定例会

提出議案【議員提出の部】

「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産暫定一覧表への記載を求める意見書

 四国遍路は、四国一円に広がる弘法大師空海ゆかりの八十八箇所霊場をめぐる全長1,400kmに及ぶ壮大な回遊型巡礼で、多様な宗教・思想を受容し発展させるという日本固有の文化を体現するとともに、往古の修行や巡礼形態を現在に伝えているほか、「お接待」に代表される生きた四国の文化がそれを支えており、人類全体の文化資産として、ユネスコ世界文化遺産として登録されるにふさわしいものである

 これまでに、世界遺産登録に向けて、平成19年に四国4県及び58市町村が共同で提案した「四国八十八箇所霊場と遍路道」は、世界遺産暫定一覧表記載候補の中では最上位の評価を受け、平成22年には、産官学民一体の取組として、「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会を設立し、継続して、国から示された課題を解決するための取組を進めているところである。

昨年度は「『四国遍路』~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~」として日本遺産に認定されたが、世界遺産への登録が実現すれば、地域の住民にとって、四国遍路が地域の誇りとなり、人類共通の遺産として保護・保存し、次の世代に継承していくための契機となることが期待される。

よって、国においては、「四国八十八箇所霊場と遍路道」を人類共通の遺産として保護・保存し、将来にしっかりと継承するため、世界遺産候補として暫定一覧表への早期の追加記載を行うよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年6月21日
 愛媛県議会
提出先
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 文部科学大臣
 内閣官房長官
 文化庁長官

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