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過疎地における安定した石油製品の供給を求める意見書

ページID:0012923 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

第315回(平成21年12月)定例会

提出議案【議員提出の部】

過疎地における安定した石油製品の供給を求める意見書

 過疎地における石油製品の供給には、ガソリンスタンドが大切な役割を果たしているが、近年の石油製品の価格等から売上高が減少し、石油販売業者の倒産・撤退がさらに進んでおり、このままの状況が続けば、旧市町村単位でガソリンスタンドが一軒もないという事態に陥りかねない。

 一方、ガソリンスタンドには40年以上経過した地下タンクが12%程度存在していて、漏洩事故等の増加が顕在化しており、消防庁では、老朽化タンクにライニング加工等の修繕措置を求める消防法の改正手続きを進めているが、実際には、数百万円単位の費用がかかり、95%以上が中小零細企業であるといわれるガソリンスタンド業界にとっては、とても負担できるものではない。このままの状態では、老朽化したタンクを放置したまま廃業するケースが増えるなど、安全・安心の生活を脅かされかねない。

 よって、国におかれては、次の事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。

 

  1. 地下タンクの老朽化による入れ替えや廃業による撤去の場合は、地下タンク撤去補助金の支給を継続すること。
  2. 消防法改正に伴う措置については、補助金等の制度を設けること。
  3. 農林水産用A重油の免税制度を延長すること。
  4. 地球温暖化対策税(仮称)の導入については、十分に検討すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成21年12月11日

愛媛県議会

<提出先>
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、副総理・国家戦略担当、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、国土交通大臣

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