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平成29年9月議会後の正副議長定例記者会見(平成29年9月5日、毛利議長・渡部浩副議長)

ページID:0012662 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成29年9月議会後の正副議長定例記者会見(平成29年9月5日 毛利議長・渡部浩副議長)

平成29年9月定例議会終了後(平成29年9月5日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う毛利議長
290905毛利議長

記者会見を行う渡部浩副議長
290905渡部副議長

(南海放送:幹事社)

 まず始めに、議長からご挨拶を。

 

(議長)

 まず、7月の九州北部の豪雨災害、特に福岡県、大分県では大きな被害がありました。この場を借りてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。県議会としても、他人事ではないということで、被害の大きかった、福岡県、大分県に復興のため、多少ではありますが、見舞金を贈らせていただきました。
 今度の議会、特に加計問題について、いろいろ議論のあったところでございます。9月補正予算では、相変わらず、財政的に先行き不透明で、厳しい中ではありますが、先般、福岡県、大分県を見舞った集中豪雨、さらには南海トラフの巨大地震のような大災害に備えた河川、港湾、砂防施設などの防災減災対策の予算がまず最優先に組まれておりました。また、特に中小企業の皆さんの支援ということで、地方創生のための交付金を活用した経済対策予算が組まれておりました。また、LCCチェジュ航空のソウル便就航が決定したことは、愛媛県にとって大変ありがたいことであり、その関連予算も組まれておりました。議会としても、適切で9月としては頑張っていただいた予算と思っております。
 それから、何よりも、今回の議会、同僚の渡部伸二議員が、8月31日、ご逝去されました。誠に残念でございます。今日も本会議で黙とうを捧げさせていただきました。我々も、渡部伸二議員の遺志を受け継いでしっかりと頑張りたいと思います。以上でございます。

 

(幹事社)

 それでは、代表質問で、加計学園による今治市への獣医学部設置を巡る今議会での論戦を振り返っての所感はどうか。また、今後、提案が予想される県から今治市への財政支援に関する県議会のスタンスを教えていただけたらと思います。

 

(議長)

 この加計学園の問題は、各会派からいろいろな視点、観点からの議論がなされました。私は活発に、慎重に議論がなされたものと思っております。県議会の姿勢としては、平成25年に「獣医師養成系大学の設置に関する規制緩和を求める意見書」を出しております。現在においても、獣医師の偏在はありますし、特に、愛媛県では、獣医師を採用募集しても、なかなか集まらないという現実もございます。もちろん、この問題は、獣医師の問題のみではなく、大学の設立は、地域活性化、地域経済の活性化にもつながるもので、愛媛県としては、今治市だけではなく、県の問題として、獣医師大学の誘致に積極的に取り組んできたところでもありますし、今後も取り組んでいかなければならないと思っています。ただひとつ残念なことは、国の審議の過程で説明不足があり、そればかりが原因ではないと思いますが、国民からの審議に対する疑念が存在することは事実でありますので、県議会としても国に、獣医師大学の必要性、また、議論の過程の説明を十分していただき、国民の疑念を晴らして、一日も早い開設を望みたいと思っています。
 今治市への財政支援については、先ほど申したとおり、今治市だけの問題ではなく、県全体の問題でもあり、今治地域の経済活性化という大きな問題でもありますので、県として財政支援をすることは、問題ないと思っております。
 ただ、現時点で、今治市から正式な財政支援の話もありませんので、正式な話があった時点で、知事から具体的な提案もあろうかと思います。その時には、もちろん内容をしっかり慎重に審査したうえでのことでありますが、県議会としても支援は必要であるという立場で適切に判断をしたいと思います。

 

(幹事社)

 副議長として、この問題に議論は尽くせたと思われますか。

 

(副議長)

 今回も代表質問、一般質問の中で、皆さん各々の立場でいろいろ議論は尽くされたのではないかと思います。あと議論が十分であったかというのは皆さんの捉え方だと思いますが、方向性としては、先ほど議長の話にもあったように、過去の経緯を踏まえれば、当然ながら愛媛県、今治市の新都市開発の中で、獣医師の不足とか、人口減少社会の中で地域の活性化も踏まえた大きな施策であって、ずっと望んできたわけですから、その立場で十分審議されたと思っています。

 

(幹事社)

 国体開催まで間近になってきたが、議会としてどういうスタンスで臨むのか。

 

(議長)

 いよいよ間近になってきましたが、今議会でも会期を短縮して、国体に備え、議会としても全面的に国体の成功に向けて取り組んできたところであります。また、ポロシャツも、いよいよ最後の取組みを県民にアピールしようということで本日着用させていただきました。
 国体に向けての準備も着々と進んでおり、万全を期しているところです。特に、天皇杯・皇后杯獲得に向けて、選手、関係者の皆さんが、最後の追込みに入っていただいていると思いますが、県議会としてバックアップしていきたいと思っております。
 また、天皇皇后両陛下、皇室の皆様をお迎えしての開催であり、全国から80万、90万といわれる大勢の選手の方や、関係者の方に来県していただくので、愛媛ならではのおもてなしの心で、もう一度愛媛に行きたいと思うような歓迎を、県民を挙げて行っていきたいと思います。
 警護の面は県警に頑張っていただいておりますが、万が一のことが起こってはいけない問題でありますので、県民のご理解を得て、しっかり行っていかなければならないと思っております。

 

(副議長)

 先ほど議長が話したことが中心ですが、先日の結団式を見て分かるように、多くの県議会議員が出席し、皆さん協力しようという気持ちは当然ながら持っております。
 そして、地元においては、各市町の大会顧問等に立場上なっていると思いますが、そういった会議等に出席して、地元市町の開催種目について、我々県会議員が連携を取って、成功のために各自努力してきたと思っています。立派に、無事に終了させなければならないという気持ちは全員が持っているのではないかと思います。


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