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平成29年2月議会後の正副議長就任記者会見(平成29年3月17日、毛利議長・渡部浩副議長)

ページID:0012660 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成29年2月議会後の正副議長就任記者会見(平成29年3月17日 毛利議長・渡部浩副議長)

平成29年2月定例議会終了後(平成29年3月17日)の正副議長就任記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う毛利議長
290317毛利議長

記者会見を行う渡部浩副議長
290317渡部浩副議長

(愛媛新聞:幹事社)

 まず始めに、ご挨拶を。

 

(議長)

 105代議長に就任し、歴史の重さを受け止めている。今回は、皆さんにも心配をかけ、新しい枠組みとなったため、少し荷の重い議長であると思っているが、しっかりと頑張っていきたい。
 私は、「至誠天に通じる」という言葉を大事にしているが、このような時にこそ、誠を尽くして、皆と話し合い、心を通じ合わせて、愛媛県のために頑張りたい。
 幸いなことに、渡部副議長は経験豊かで、同期でもある。気心もわかっているので、二人三脚で頑張っていきたい。
 風通しの良い議会にするため、報道機関の皆さんとも情報交換もしたいと思っているので、この一年間よろしくお願いしたい。

 

(副議長)

 102代の副議長に就任した。今後は、毛利議長をしっかりと補佐し、円滑な議会運営に取り組んでまいりたい。
 今、愛媛県議会また愛媛県政は、様々な問題を抱えているが、「堅忍不抜」の精神によってこの難局を打開してまいりたい。

 

(幹事社)

 次の2問の代表質問について、議長の考えはどうか。
 1問目は、自民党の分裂と新会派の結成について、所感はどうか。
 2問目は、国体開催などを控え、今後の抱負はどうか。

 

(議長)

 会派の問題は、本当に県民の皆様に心配をかけたことを、議長としてもお詫びしたい。この問題については、丁寧に説明し、県民に理解してもらいたい。
 今後の議会運営については、こういう時にこそ各会派との話し合いを大事にし、意見を十分に聞きたい。特に、少数会派の意見に耳を傾けたい。各会派とも、愛媛のために、県民のためにという気持ちは全く変わらないと思っている。各会派の意見を十分に聞き県民の負託にこたえられるよう、公正な議会運営を行っていきたい。
 また、国体は、少子・高齢化対策や防災・減災対策、地方の活性化対策など県政の重要課題が山積している中でも、この一年の本県の最大の課題であると思っている。準備万全を整え、チーム愛媛で、県民挙げて頑張っていきたい。国体は、全国の一流選手の競技を直接見ることができる県民にはうれしい大会であるが、それ以上に、全国からの多くの来県者を愛媛らしいお接待の心で迎え、愛媛をアピールする絶好の機会であると思っている。
 また、天皇、皇后両陛下、皇族の方々をお迎えするため、警備関係の万全を期さなければならない。

 

(南海放送)

 会派分裂の問題について、丁寧な対話をということであるが、自民党会派に対してどういった対応をお考えか、もう少し具体的にお聞かせいただきたい。

 

(議長)

 自民党会派同士の話は、議長として踏み込むことは差し控えたいと思うが、自民党会派が二つになっても、自民党として愛媛のためにしっかり頑張る気持ちは両会派一緒だと思っている。25日の県連大会に向けての話し合いも進んでおり、機会もあるので、十分話し合いを尽くさなければならないと思っている。

 

(NHK)

 新しい枠組みでのスタートとの発言があったが、これまでと比べ、具体的にどういったことを各会派とやりとりしていきたいのか。また、各会派と話し合いを進めていく上で、形として現れる取組みというのを考えていることがあるか。

 

(議長)

 今は、具体的な考えは持ち合わせていないが、そういう姿勢を大事にしていきたいということ。
 議会改革についても、議会改革検討協議会で様々な問題の議論をしっかりと深めてもらいたいと思っている。
 会派の分裂は、自民党だけの話ではなく、各会派に心配をかけた問題でもあるので、各会派にも理解をえるため、話し合いを深めたい。

 

(NHK)

 県民にも、今回の件では心配をかけたので説明していきたい、という発言があったが、正副議長選が終わった現時点で、会派分裂の問題は、どのような段階にきているのか。

 

(議長)

 各会派には代表がおり、それぞれの立場があるので、私がそれについて発言することは、差し控えさせていただきたい。
 報道機関において取材していただき、正確に県民に伝えていただきたいと思う。

 

(愛媛朝日テレビ)

 国体まで200日を切ったが、今後、特に取り組んでいきたい課題はあるか。

 

(議長)

 県民の夢である天皇杯、皇后杯獲得に向け、今まで以上に、競技力の向上に努めることも大事だと思う。
 また、私の地元南予では、民泊をすることになっており、ホテルとは違い、選手や応援の方と地域住民が直接接する機会がある。お接待の心で民泊を成功させれば、「もう一度愛媛に行きたい」という気持ちにもつながってくるので、今からは、競技だけでなく、チーム愛媛で、いかに地域として国体を成功させ今後につなげるか、ということも大事であると思っている。

 

(愛媛新聞)

 中村知事とは、どう連携を取っていくのか。

 

(議長)

 今回に限らず、政治は信頼関係が大事であると思っている。議会と知事はじめ理事者とが、車の両輪として愛媛のために働く上で、信頼関係は一番大事なことだと思っている。議会として、今まで以上にしっかり信頼関係を結んで頑張っていきたい。

 

(愛媛新聞)

 車の両輪というのは具体的にはどういうことか。

 

(議長)

 先ほど述べた人口減少問題や地域の活性化、特に地方の活性化、防災・減災対策などについては、議会と理事者が一体になって取り組むべき問題であるので、そういう意味で、信頼関係を結んでいきたいということ。

 

(NHK)

 今回、会期中に最大会派の分裂があり、本会議の時間が多少ずれるというような影響があった。このままでは、時間がずれるというようなことがまた起こるのではないかと心配する方も一部にはいると思うが、今後、会派が分かれた状態で続いていく議会を、議長としてどのようにまとめるつもりか。

 

(議長)

 同じ答えになるが、この時点では、やはり話し合いが大事であると思っている。話し合いは、お互いを尊重し合い、認め合うところから始まると思っているので、自民党の会派の問題も、お互いの立場を認め合い、話し合いを進めれば、必ず分かり合えると思っている。


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