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平成28年2月議会後の正副議長就任記者会見(平成28年3月18日、赤松議長・戒能副議長)

ページID:0012656 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成28年2月議会後の正副議長就任記者会見(平成28年3月18日 赤松議長・戒能副議長)

平成28年2月定例議会終了後(平成28年3月18日)の正副議長就任記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う赤松議長
280318赤松議長

記者会見を行う戒能副議長
280318戒能副議長

(南海放送:幹事社)

 それでは、定刻となりましたので、正副議長の就任記者会見を始めさせていただきます。
 まず始めに、議長からご挨拶をいただきたいと思います。

 

(議長)

 この度、104代という議長の職を、副議長に続いて拝命いたしました。
 本会議のご挨拶でも申し上げましたように、人口減少は愛媛県に限ったことではございません。地方創生の取組みも各県そろって始まっていますので、そのあたりをしっかりと受け止めて、理事者と協議しながら、人口減少対策、特に地方創生に取り組んでいかなければならないと思っております。
 あとは、南海トラフ巨大地震に備えた防災・減災対策、特に南予に影響が大きい第一次産業を中心としたTPP関連対策と農林水産業の振興、愛媛県独自のものとしましては、国体が来年に迫っておりますので、準備をしっかりとする、こういった重要な課題が山積しておりますので、戒能副議長に支えていただきながら、頑張っていきたいと思っております。

 

(幹事社)

 続きまして、副議長にお願いいたします。

 

(副議長)

 この度、副議長に就任をさせていただきました戒能潤之介です。
 大変身が引き締まる思いをいたしておりますが、今、赤松議長がお話されたように、県が抱えている課題は山積しておりますので、議長を少しでも補佐させていただきながら、少しでも県政の推進に寄与できればと考えています。
 また、私自身がスポーツ振興議員連盟の会長、あるいは県体育協会の副会長をさせていただいている関係で、来年のえひめ国体、今年はプレ大会もあり、県下各地でかなり大きな大会も開催されます。あわせて、国体の直後に全国障害者スポーツ大会もありますので、いい大会で終えられるように、議会を挙げてバックアップをしていければと思っています。
 いずれにしても、公平公正な議会を運営していけるように、赤松議長を補佐させていただきながら、取り組んでいければと思っております。

 

(幹事社)

 ありがとうございました。それでは、代表質問に移りたいと思います。
 今月26日から「えひめいやしの南予博」が開幕しまして、秋には「国際サイクリング大会」、「ゆるキャラグランプリ」が開催されるなど、県内外に愛媛をPRする機会が目白押しですが、この1年間の抱負をそれぞれお聞かせください。

 

(議長)

 「えひめいやしの南予博」は26日に、伊方町、八幡浜市で開幕し、私も開会式に出席させていただく予定にしてますけれども、今日、知事も本会議で言われましたように、大きなイベントが目白押しでございます。
 特に南予は食べ物が大変おいしいですので、県内はもとより、県外国外から「いやしの南予博」に足を運んでいただいて、おもてなしの心を十分満喫していただきますよう、PR等に努めていきたいなと思っております。
 また、「ゆるキャラグランプリ」につきましては、昨年は「みきゃん」が事前の投票では1位だったんですけれども、最後は静岡県のご当地のゆるキャラということで負けました。今年はお接待に専念するということで、「みきゃん」はグランプリには参加をしないとのことですが、「みきゃん」の人気もかなり上がっていますので、その「みきゃん」ブームも引っかけながら、「いやしの南予博」はもとより、来年の国体と今年のプレ大会も含めて、できるだけ愛媛県に足を運んでいただくような、そういう盛り上がりを一緒になって作っていきたいなと考えております。
 「国際サイクリング大会」も、2年に1回ということで、これは今後も定着していくと思います。皆さんが思っている以上に、サイクリングというのは県内外において結構評価が高くなってきていますので、愛媛マラソンも一緒ですけれども、自転車で走る爽快感も感じていただきながら、また、しまなみ海道だけでなく、私も走りましたけれども、四万十上流など南予の景色もきれいですので、そのあたりも含めて、愛媛県のアピールに努めていきたいと思っております。

 

(幹事社)

 副議長にも、よろしくお願いします。

 

(副議長)

 先ほども触れましたが、これまで取り組んできた流れの中で、やはり国体がどうしても気になるところです。
 また、PRについては、愛媛県にお越しいただいた方がもう一回訪れたいと思ってもらえるような仕掛けづくりも意識しながらやっていかないといけないんだろうなと思います。
 国体がゴールではないんですけれども、スポーツ団体は施設面の充実に大いに期待していますし、これを契機に施設の充実だったり、選手の強化、指導者の育成も含めて、国体以降もスポーツで「愛媛県頑張ってるな」と言われるように、議会として取り組めればと思っていますし、そのスポーツイベントを通じて来ていただいた方々が、いやし博もそうですけれども、観光も含めてもう1回愛媛に行きたいなと思っていただけるよう、議会としても取り組んでいければと思います。

 

(議長)

 戒能副議長とは同期で、今はスポーツ議連の会長ですけど、野球でドラフト候補にもなった副議長でして、初当選した頃は、県議会の野球でピッチャーをしていました。私がキャッチャーになりまして、監督に「まじめに受けんと怪我するよ」と言われたほどです。試合では優勝したんですけど、二度と受けたくないなと思った記憶もありますが、それぐらいのスポーツマンでございますので、国体の思い入れというのは相当強いものがあると私自身も感じております。

 

(幹事社)

 ありがとうございました。その他質問があればお願いします。

 

(あいテレビ)

 議長、副議長それぞれにお伺いしたいんですけれども、2月議会中には再質問、再々質問と登壇して、知事と論戦を交わすという場面があったかと思います。理事者に対してさらに説明を求めるという姿勢そのものは、活発な議論とも捉えられるかなと思うんですけれども、論戦の様子をどのようにご覧になっていたかということと、議会改革という観点から、県民に開かれた議会、民意を反映した議論が求められる中で、一問一答形式を取り入れている議会もあると思いますが、今後、議会改革に対してどのように取り組むか、抱負をお聞かせいただけますでしょうか。

 

(議長)

 再質問、再々質問を聞いていまして、ルール上は細かいことまで通告することになってますが、その通告が気に入らないから再度質問するという場面と、説明が不十分なので「もう少し踏み込んで説明してください」という場面があるように思います。そのあたりは、各議員に自覚を持っていただいて、ルールはルールでしっかり守っていくというような形で議会運営は進めなきゃいけないと思います。
 再質問、再々質問をしてはだめだというのではなく、より議論が深まるような建設的な提言という形での再質問になれば、もっと深まった議論になるのではないかと思ってまして、今回の場合、ちょっとわかりにくい質問もあったように感じました。

 

(副議長)

 議長のおっしゃったこととある程度共通するところもありますけど、制度上認められたルールですから、それを議員が行使することについては、別に問題はないと思います。もちろん、内容は問われると思います。
 我々議会人というのは、行政のチェックをするというのが第一義的な本分ですから、そういうスタンスで理事者に対して深く内容を問うていくことは、もちろんあって然るべきだと思います。
 今おっしゃられた一問一答方式も、議会運営委員会に所属していた時に他県へ視察にお邪魔したこともありましたが、時間のロスであったり、いろんな意味でいい点と若干どうかなという点もございます。今後も議会改革検討協議会という場もありますから、そこで建設的にもう少しいい方向で変化させていこうという動きも起こるかもしれませんが、議長と一緒に他県の状況も見ながら、より県民に注視してもらえるような議会運営ができるように、改革は絶え間なくやっていかないといけないんじゃないかと思っております。

 

(議長)

 議会改革につきましては、本宮前議長のもとで、私が議会改革検討協議会の座長を務めさせていただきました。今までにいろんな改革を行ってきまして、今回答申しましたのは、今年度は「地域の声を聴く会」を一度やらせていただいたんですけれども、これを「全委員会でやりましょう」ということになりまして、答申をしたところでございまして、昨日の議会運営委員会でこのことを決定いただきました。
 また、政務活動費の関係ですけれども、個々の支出状況や制度概要をホームページにアップしましょうということになりました。平成28年度からそのようになろうかと思います。
 議員間討議とか一問一答方式もあるんですけれども、今回私が議長にならせていただいて、これまでと同じように議会改革検討協議会に諮問をして、引き続き今の問題も含めて協議会の中で協議をいただき、私の方に答申をいただくようにしてまいりたいと考えております。

 

(愛媛新聞)

 伊方原発についてなんですけれども、今年の夏にも再稼働というような見方もある中で、議会としては昨年再稼働の容認をされましたが、今後伊方原発にどう向き合っていくかということを、議長、副議長それぞれお聞かせください。

 

(議長)

 本宮前議長のもとで、我々はいろんな勉強をしながら、最終的に再稼働容認という結論に至ったわけでありますけれども、これからも、最新の知見の中で四国電力がどのような方向で進めていかれるのか、工事の状況等も見極めながら、また、国の方針等に注視をし、そして理事者との協議も重ねながら、議会として、今後とも今まで同様、向き合ってまいりたいと思います。

 

(副議長)

 今、赤松議長がおっしゃったとおりでございます。議会も結論を出しましたし、それを受けて知事も結論を出した中での再稼働という方向に向かってますが、議会人としても、安全対策に対しては終わりがありませんから、常にチェックしながら、今まで同様すべての情報公開もしてもらいつつ、議会としては安全対策のチェックは怠らずにやっていくという意識だけは持ち続けていきたいと思いますし、議長がおっしゃったような国の動向、四国電力の動きを注視しながら見ていかなければならないと思っております。

 

(議長)

 何といっても安全第一というのが基本原則ですから、その視点だけは忘れないように、しっかりとチェックできるところはチェックしていきたいと思っています。

 

(幹事社)

 お忙しいところ、どうもありがとうございました。


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