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平成26年6月議会後の正副議長定例記者会見(平成26年7月9日明比議長・本宮副議長)

ページID:0012648 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

議長記者会見

平成26年6月議会後の正副議長定例記者会見(平成26年7月9日 明比議長・本宮副議長)

平成26年6月定例議会終了後(平成26年7月9日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。

記者会見を行う明比議長
260709明比議長

記者会見を行う本宮副議長
260709本宮副議長

(南海放送:幹事社)

 それでは、定刻となりましたので正副議長定例会見を始めます。
 まず、はじめに議長からご挨拶をお願いします。

 

(議長)

 第337回定例県議会が、私ども正副議長にとりましても初めて運営に当たらせていただいたわけですが、緊張する中で無事終了することができました。地方議会の野次の問題が報道もされている中で、非常に緊張感を持ちながら議会運営に務めさせていただきました。
 現在の議会の大きな課題といたしましては、ご案内のとおり、私の地元でも発生していますキウイフルーツのかいよう病が今までにない新しい病原菌の発生がございますが、対応について定まった方策が見いだせない状況でありながらも、速やかに生産者等の気持ちを現場で聞きながら、県で予算を組んで対応していただき、農家の営農意欲がそがれることがないような対策が取られました。
 また、大きな課題でありますえひめ国体に向けての取組みについて、近々正式決定がなされる見通しでございますけれども、これらの取組みについての議論もございました。
 さらに、県の大きな政策として、林業振興の問題や、従来から取り組まれております防災・減災の問題についても、積極的な意見も出ましたし、慎重な審議がなされたと思っております。
 そのような議論も重ね、滞りなく議会が終わることができました。今後ともよろしくお願いします。

 

(南海放送)

 ありがとうございました。副議長も一言ございましたらお願いします。

 

(副議長)

 議長からほとんどお話しいただきましたが、私自身も初めて本会議で議長席に座らせていただきました。議員活動を続けてきた中でも、違った意味で緊張もいたしました。
 そのような中で、議長とともに円滑な議会運営をしていくことにも増して、議論が活発になるように、そういった意味で今後も努力していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(南海放送)

 それでは、代表質問に移ります。議長に質問ですが、政務活動費で兵庫県の一県議による不透明な支払いが問題になっていますが、愛媛県でこのようなことはありませんでしたでしょうか。お願いいたします。

 

(議長)

 議員の資産公開並びに政務活動費の報告につきましては、先日公開されましたので皆さんも見ていただいたのではないかと思っておりますが、愛媛県では、基本的には自己責任でしっかりと対応していただきたいと思っています。政務活動費は、事前にマニュアルを作成し、徹底して研修を行っており、1円までの領収書も添付されておりますので、適正に執行されているものと思います。また、会派単位での研修会の開催や、議会事務局でも事前にチェックしており、公正・正確に記されているものと思います。

 

(南海放送)

 ただいまの答えに対して質問があればお願いします。

 

(愛媛新聞:森田)

 実際に、あのような問題が報道されているのを見て、議会人としてどのように感じられましたか。

 

(議長)

 今申し上げたように、政務活動費は制度で認められており、県民の皆さんの血税の中から使わせていただくものです。議員たる者は、世間の常識や良識、人格も品格も備えた者が選出されていると思っておりますから、野々村議員の記者会見の様子を見る限りでは、私は議員として非常に恥ずかしい思いがいたします。もっと堂々と、やはり、議員は説明責任をしっかり果たすべきであると思っています。

 

(南海放送)

 それでは、代表質問以外に質問がありましたらお願いします。

 

(愛媛新聞)

 先ほどの挨拶にも出ましたけれども、東京都議会の野次の問題があり、愛媛県も議会運営という意味では他人事ではない話ではないかと思いますが、このことについての所感、お考えをお聞かせ願えればと思います。

 

(議長)

 議会でなく、一般の会議などでも、場の雰囲気が高まるような、議論が高まるような発言があることは私も否定はしませんが、私も議場でそういった不規則発言のようなことをしたことがありますけれども、とにかく、人権を無視するような発言は厳に慎まなければならないと思います。それは先ほどから申し上げているように、議員としての品格、人格、会議のルールとか、社会の良識、常識の範囲を逸脱するようなことは、私はあるべき姿ではないように思います。

 

(愛媛新聞)

 今回の発言については、いろいろと受け止め方があるようですが、あの発言の中身自体を聞かれてどう思われますか。

 

(議長)

 自民党幹事長からも党所属の国会、地方議員に通達を出しているようでございますが、人を傷つけるような発言は厳に慎まなければならない。私の妻からもテレビであの発言を見ながら、「お父さん、あんな恥ずかしいことはしないように。」と注意されました。

 

(愛媛新聞)

 9月定例県議会に向けた今後の議会としての課題の一つとして、伊方原発の再稼働の問題について、議会として意思表示をしていくと思いますが、原発に限らず何か課題がありましたらお願いします。

 

(議長)

 原発の問題につきましては、現在、原子力規制委員会の方で厳しく審査をいただいているところであり、状況を見守っているというのが実情でございますので、今の状況で我々からあれこれ申し上げる時期ではないと思っています。9月議会につきましては、知事の任期がいよいよ11月でございますから、改選前の議会ということで最終仕上げの補正予算等をお考えになられるのかなと思っておりますが、最後の締めくくりとしての姿勢が出されるのかな、そんな期待をいたしております。

 

(南海放送)

 副議長にもお尋ねします。兵庫県の政務活動費の問題について、お考えをお聞かせください。

 

(副議長)

 これについては、内容が十分わかりませんので、記者会見の表情だけということに限定してコメントさせていただくと、議員としてきちんと説明できるような形で報告書を作っておかなければならないですし、会見の場であのように泣かれるようになること自体、何か問題があると思います。自分を含め、皆さんあのようなことがないようにしなければならないと思います。ただ、内容については全然わかりませんので、その点についてはコメントできませんが、愛媛県議会議員の皆さんは、これまでも政務活動費はきちんと処理されているのですけれど、さらに適正に対応していかなければならないと改めて感じました。

 

(南海放送)

 議長も先ほど適正に執行されていると思われるとおっしゃられましたが、政務活動費について、今後どのような態度で接していきたいと思われますか。

 

(議長)

 ルールがありますから、ルールを守ることと良識が基本と思います。我々は議員ですから、予算の審議もいたしますし、委員会や本会議で予算執行がおかしいのではないかなどいろいろと質問していますが、あくまで住民の血税の中から、どう社会のために役立てていくかということが基本だろうと思います。自らしっかりその辺りはわきまえて執行すべきことだろうと思います。

 

(南海放送)

 他に質問はないでしょうか。
 それでは、以上で会見を終わりたいと思います。


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